原油反発。米主要株価指数の反発などで。88.34ドル/バレル近辺で推移。
金反発。ドル指数の反落などで。1,713.15ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。23年01月限は12,280元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。22年10月限は695.4元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで902.45ドル(前日比1.35ドル縮小)、円建てで3,989円(前日比9円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(9月2日 16時42分頃 6番限)
金 7,649円/g
白金 3,660円/g
ゴム 216.8円/kg
とうもろこし 48,680円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 8月5日午前10時35分時点)
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「危機長期化は複数経路で金相場を押し上げる」
前回は、「危機はどうなれば終わる?長期化必至?」として、筆者が考える、ウクライナ危機が長期化するシナリオについて、述べました。
今回は、「危機長期化は複数経路で金相場を押し上げる」として、筆者が考える、金(ゴールド)を取り巻く七つのテーマについて、述べます。
ウクライナ危機の長期化は、不安の長期化を意味します。不安は以下のように分けることができます。
・大衆が抱く、生活が脅かされることで生じる不安(渦になれば「有事ムード」に発展)
・「中央銀行」が抱く、雇用情勢などが脅かされることで生じる不安
・社会全体が抱く、「大局的な社会変化」への不安
これら三つの不安は、以下の金(ゴールド)市場を取り巻く七つのテーマの、(1)有事のムード、(5)中央銀行、(7)大局的な社会変化にあてはまります。
ウクライナ危機が長期化した場合、短中期、中長期、超長期いずれの時間軸においても、不安がかき立てられ、さまざまな投資家の金(ゴールド)を保有する意欲が高まる可能性があります。
また、ウクライナ危機が長期化すれば、しばしば株価が不安定化する可能性があります。そうした場合は、株の代わり「代替資産」の側面から金(ゴールド)が買われやすくなると考えられます。
ロシアが非友好国に分類しない中国が「一物二価」の恩恵を受けて、経済回復が進んだ場合、宝飾需要が増す可能性もあります。
仮に、米国の利上げで急速にドル高が進み、金(ゴールド)相場に下落圧力がかかったとしても、ウクライナ危機起因の複数の上昇圧力がそれを相殺し、長期視点では、相場は上向くと考えます。
今回までの5回で、ウクライナ危機勃発から半年が経過し、各種状況を確認した上で、金(ゴールド)相場が今後どのように推移するかを、考えました。
図:金(ゴールド)を取り巻く七つのテーマ(筆者イメージ)
出所:筆者作成
金反発。ドル指数の反落などで。1,713.15ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。23年01月限は12,280元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。22年10月限は695.4元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで902.45ドル(前日比1.35ドル縮小)、円建てで3,989円(前日比9円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(9月2日 16時42分頃 6番限)
金 7,649円/g
白金 3,660円/g
ゴム 216.8円/kg
とうもろこし 48,680円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 8月5日午前10時35分時点)
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「危機長期化は複数経路で金相場を押し上げる」
前回は、「危機はどうなれば終わる?長期化必至?」として、筆者が考える、ウクライナ危機が長期化するシナリオについて、述べました。
今回は、「危機長期化は複数経路で金相場を押し上げる」として、筆者が考える、金(ゴールド)を取り巻く七つのテーマについて、述べます。
ウクライナ危機の長期化は、不安の長期化を意味します。不安は以下のように分けることができます。
・大衆が抱く、生活が脅かされることで生じる不安(渦になれば「有事ムード」に発展)
・「中央銀行」が抱く、雇用情勢などが脅かされることで生じる不安
・社会全体が抱く、「大局的な社会変化」への不安
これら三つの不安は、以下の金(ゴールド)市場を取り巻く七つのテーマの、(1)有事のムード、(5)中央銀行、(7)大局的な社会変化にあてはまります。
ウクライナ危機が長期化した場合、短中期、中長期、超長期いずれの時間軸においても、不安がかき立てられ、さまざまな投資家の金(ゴールド)を保有する意欲が高まる可能性があります。
また、ウクライナ危機が長期化すれば、しばしば株価が不安定化する可能性があります。そうした場合は、株の代わり「代替資産」の側面から金(ゴールド)が買われやすくなると考えられます。
ロシアが非友好国に分類しない中国が「一物二価」の恩恵を受けて、経済回復が進んだ場合、宝飾需要が増す可能性もあります。
仮に、米国の利上げで急速にドル高が進み、金(ゴールド)相場に下落圧力がかかったとしても、ウクライナ危機起因の複数の上昇圧力がそれを相殺し、長期視点では、相場は上向くと考えます。
今回までの5回で、ウクライナ危機勃発から半年が経過し、各種状況を確認した上で、金(ゴールド)相場が今後どのように推移するかを、考えました。
図:金(ゴールド)を取り巻く七つのテーマ(筆者イメージ)
出所:筆者作成