原油反落。世界的な景気減速懸念などで。86.78ドル/バレル近辺で推移。
金反落。ドル指数の反発などで。1,721.85ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。23年01月限は12,310元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。22年10月限は703.5元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで889.35ドル(前日比2.45ドル縮小)、円建てで3,994円(前日比2円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(9月6日 18時43分頃 6番限)
金 7,766円/g
白金 3,772円/g
ゴム 216.8円/kg
とうもろこし 49,280円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 8月5日午前10時35分時点)
●NY原油先物(期近) 日足 単位:ドル/バレル
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「上限設定の抜け穴1:対象の海上輸送は少ない」
前回は、「ロシア産原油の価格上限を設定」として、G7で合意したロシア産原油価格上限設定について、述べました。
今回は、「上限設定の抜け穴1:対象の海上輸送は少ない」として、ロシア産原油の通関地域と数量について、述べます。
以下の資料は、ロシア産原油の通関地域と数量などを示しています。ロシア連邦税関庁のデータによれば、2021年、ロシア産原油の18%が海に隣接している地域から、82%がしていない地域から輸出されました(数量ベース)。
ロシア産の多くが今回のG7の策の対象とならない、陸上輸送(パイプラインでの輸送)で運ばれている可能性があります。そもそも、策の設計に抜け穴があるのです。
この抜け穴は、前回述べた「陸上輸送が対象ではない」ことに直接的に関わります。また、「およそ3割を輸入する中国がG7メンバーではない」という点にも関わります。中国の関りについては、次回以降、述べます。
図:ロシア産原油の通関地域と数量(2021年) 単位:千バレル
出所:ロシア連邦税関庁のデータをもとに筆者作成
金反落。ドル指数の反発などで。1,721.85ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。23年01月限は12,310元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。22年10月限は703.5元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで889.35ドル(前日比2.45ドル縮小)、円建てで3,994円(前日比2円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(9月6日 18時43分頃 6番限)
金 7,766円/g
白金 3,772円/g
ゴム 216.8円/kg
とうもろこし 49,280円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 8月5日午前10時35分時点)
●NY原油先物(期近) 日足 単位:ドル/バレル
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「上限設定の抜け穴1:対象の海上輸送は少ない」
前回は、「ロシア産原油の価格上限を設定」として、G7で合意したロシア産原油価格上限設定について、述べました。
今回は、「上限設定の抜け穴1:対象の海上輸送は少ない」として、ロシア産原油の通関地域と数量について、述べます。
以下の資料は、ロシア産原油の通関地域と数量などを示しています。ロシア連邦税関庁のデータによれば、2021年、ロシア産原油の18%が海に隣接している地域から、82%がしていない地域から輸出されました(数量ベース)。
ロシア産の多くが今回のG7の策の対象とならない、陸上輸送(パイプラインでの輸送)で運ばれている可能性があります。そもそも、策の設計に抜け穴があるのです。
この抜け穴は、前回述べた「陸上輸送が対象ではない」ことに直接的に関わります。また、「およそ3割を輸入する中国がG7メンバーではない」という点にも関わります。中国の関りについては、次回以降、述べます。
図:ロシア産原油の通関地域と数量(2021年) 単位:千バレル
出所:ロシア連邦税関庁のデータをもとに筆者作成