原油反発。米主要株価指数の反発などで。81.02ドル/バレル近辺で推移。
金反発。ドル指数の反落などで。1,810.65ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。23年05月限は12,860元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。23年01月限は558.6元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで782.15ドル(前日比0.85ドル縮小)、円建てで3,467円(前日比14円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(12月5日 17時39分頃 6番限)
金 7,807円/g
白金 4,340円/g
ゴム 217.8円/kg
とうもろこし 44,250円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 8月5日午前10時35分時点)
●シカゴトウモロコシ先物(期近) 日足 単位:ドル/ブッシェル
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「農産物相場は長期視点で引き続き高水準を維持」
前回は、「『分断』起因の金相場への上昇圧力は長期化か!?」として、自由民主主義指数について、述べました。
今回は、「農産物相場は長期視点で引き続き高水準を維持」として、食料価格指数の推移について、述べます。
世界各地で生産された農産物の多くは、人間の口に入ります。「食料」となるわけですが、その「食料」の価格は、以下のとおり、急騰しています。
FAO(国連食糧農業機関)のデータによれば、2022年(11月までの平均)の食料価格指数は、名目が144.9、実質が141.7と、統計史上最高です。「狂乱物価」と呼ばれた1970年代の「オイルショック時」よりも高いことがわかります。
同指数がウクライナ危機勃発(2022年2月)前の2020年から上昇しはじめた背景には、コロナ・パンデミックからの経済回復、米国の金融緩和(ともに2021年半ばごろまで)、各種異常気象発生、ロシアの軍事侵攻を先取りした供給不足懸念(ともに2022年初旬まで)、などが挙げられます。
そして、ウクライナ危機が勃発。3月ごろに指数を構成する穀物、食用油、肉、砂糖などが大暴騰しました。その後はウクライナ危機起因の不安感の継続、米国の金融引締め、中国のロックダウンなどによる世界的な景気鈍化懸念、米国の金融引締め起因のドル高(ドルで取引されている商品にとって下落圧力)などにより、下落しましたが、あくまで「歴史的な高値からの下落」にとどまり、長期視点では高止まりしています。
図:食料価格指数の推移 2014年から2016年の36カ月の平均を100
出所:FAO(国連食糧農業機関)のデータをもとに筆者作成
金反発。ドル指数の反落などで。1,810.65ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。23年05月限は12,860元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。23年01月限は558.6元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで782.15ドル(前日比0.85ドル縮小)、円建てで3,467円(前日比14円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(12月5日 17時39分頃 6番限)
金 7,807円/g
白金 4,340円/g
ゴム 217.8円/kg
とうもろこし 44,250円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 8月5日午前10時35分時点)
●シカゴトウモロコシ先物(期近) 日足 単位:ドル/ブッシェル
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「農産物相場は長期視点で引き続き高水準を維持」
前回は、「『分断』起因の金相場への上昇圧力は長期化か!?」として、自由民主主義指数について、述べました。
今回は、「農産物相場は長期視点で引き続き高水準を維持」として、食料価格指数の推移について、述べます。
世界各地で生産された農産物の多くは、人間の口に入ります。「食料」となるわけですが、その「食料」の価格は、以下のとおり、急騰しています。
FAO(国連食糧農業機関)のデータによれば、2022年(11月までの平均)の食料価格指数は、名目が144.9、実質が141.7と、統計史上最高です。「狂乱物価」と呼ばれた1970年代の「オイルショック時」よりも高いことがわかります。
同指数がウクライナ危機勃発(2022年2月)前の2020年から上昇しはじめた背景には、コロナ・パンデミックからの経済回復、米国の金融緩和(ともに2021年半ばごろまで)、各種異常気象発生、ロシアの軍事侵攻を先取りした供給不足懸念(ともに2022年初旬まで)、などが挙げられます。
そして、ウクライナ危機が勃発。3月ごろに指数を構成する穀物、食用油、肉、砂糖などが大暴騰しました。その後はウクライナ危機起因の不安感の継続、米国の金融引締め、中国のロックダウンなどによる世界的な景気鈍化懸念、米国の金融引締め起因のドル高(ドルで取引されている商品にとって下落圧力)などにより、下落しましたが、あくまで「歴史的な高値からの下落」にとどまり、長期視点では高止まりしています。
図:食料価格指数の推移 2014年から2016年の36カ月の平均を100
出所:FAO(国連食糧農業機関)のデータをもとに筆者作成