原油反発。米主要株価指数の反発などで。68.31ドル/バレル近辺で推移。
金反発。米10年債利回りの反落などで。1,917.20ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。23年05月限は11,665元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。23年05月限は499.9元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで949.05ドル(前日比15.40ドル縮小)、円建てで4,079円(前日比64円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(3月16日 13時28分頃 6番限)
金 8,144円/g
白金 4,065円/g
ゴム 208.5円/kg
とうもろこし 42,450円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 8月5日午前10時35分時点)
●NY原油先物(期近) 日足 単位:ドル/バレル
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「原油生産国でも非民主国家が台頭」
前回は、「世界の人口の8割弱は非民主国家に住む」として、自由民主主義指数が0.5以上および0.5未満の国の人口シェアを、確認しました。
今回は、「原油生産国でも非民主国家が台頭」として、原油生産国の状況(自由民主主義指数 0.5以上と0.5未満)を確認します。
以下の図は、原油(天然ガス液除く)を生産している国々の、自由民主主義指数の状況を示しています。2011年以降、非民主国家が増加、民主国家が減少していることがわかります。
近年、OPECプラスが減産(上限を決めた生産活動)を行っているため、非民主国家の生産シェアは頭打ちです。逆に、米国で起きたシェール革命により、民主国家のシェアは上昇傾向にあります。
頭打ちとはいえ、非民主国家の原油の生産シェアは69%です(2021年)。ウクライナ危機勃発により、西側(多くが民主国家)と、非西側(多くが非民主国家)の間の溝が後戻りできないくらい深まっています。
「環境問題」「脱炭素」の名の下、十分な配慮を欠いたまま化石燃料(原油・天然ガス・石炭など)の使用を一方的に否定した民主国家が今後、かつてのように非民主国家から化石燃料を調達できるかどうかは、不透明と言わざるを得ません。
図:原油生産国の状況(自由民主主義指数 0.5以上と0.5未満)
出所:V-Dem研究所およびBPのデータをもとに筆者作成
金反発。米10年債利回りの反落などで。1,917.20ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。23年05月限は11,665元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。23年05月限は499.9元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで949.05ドル(前日比15.40ドル縮小)、円建てで4,079円(前日比64円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(3月16日 13時28分頃 6番限)
金 8,144円/g
白金 4,065円/g
ゴム 208.5円/kg
とうもろこし 42,450円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 8月5日午前10時35分時点)
●NY原油先物(期近) 日足 単位:ドル/バレル
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「原油生産国でも非民主国家が台頭」
前回は、「世界の人口の8割弱は非民主国家に住む」として、自由民主主義指数が0.5以上および0.5未満の国の人口シェアを、確認しました。
今回は、「原油生産国でも非民主国家が台頭」として、原油生産国の状況(自由民主主義指数 0.5以上と0.5未満)を確認します。
以下の図は、原油(天然ガス液除く)を生産している国々の、自由民主主義指数の状況を示しています。2011年以降、非民主国家が増加、民主国家が減少していることがわかります。
近年、OPECプラスが減産(上限を決めた生産活動)を行っているため、非民主国家の生産シェアは頭打ちです。逆に、米国で起きたシェール革命により、民主国家のシェアは上昇傾向にあります。
頭打ちとはいえ、非民主国家の原油の生産シェアは69%です(2021年)。ウクライナ危機勃発により、西側(多くが民主国家)と、非西側(多くが非民主国家)の間の溝が後戻りできないくらい深まっています。
「環境問題」「脱炭素」の名の下、十分な配慮を欠いたまま化石燃料(原油・天然ガス・石炭など)の使用を一方的に否定した民主国家が今後、かつてのように非民主国家から化石燃料を調達できるかどうかは、不透明と言わざるを得ません。
図:原油生産国の状況(自由民主主義指数 0.5以上と0.5未満)
出所:V-Dem研究所およびBPのデータをもとに筆者作成