原油反発。米主要株価指数の反発などで。81.11ドル/バレル近辺で推移。
金反発。ドル指数の反落などで。2,012.65ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。23年09月限は11,875元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。23年06月限は586.6元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで948.15ドル(前日比2.75ドル拡大)、円建てで4,184円(前日比69円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(4月18日 14時30分頃 6番限)
金 8,624円/g
白金 4,440円/g
ゴム 211.8円/kg
とうもろこし 43,000円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 8月5日午前10時35分時点)
●シカゴトウモロコシ先物(期近) 日足 単位:ドル/ブッシェル
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「鶏のエサの多くはトウモロコシと大豆」
前回は、「『優等生』でなくなった『鶏卵』」として、鶏卵小売・卸売価格および飼料価格の推移について、述べました。
今回は、「鶏のエサの多くはトウモロコシと大豆」として、日本の育雛・成鶏用配合飼料の原料シェアについて、述べます。
以下の図は、日本における雛(ひな、いわゆるヒヨコ)や、成長した鶏に与える配合飼料の原料のシェアを示しています。
飼育される鶏に与える配合のおよそ半分は「トウモロコシ(49.7%)」です。次いで「大豆油かす(15.0%)」です。配合飼料用の「トウモロコシ」の多くは、米国などから輸入しています。「大豆油かす」は、大豆を搾って油を抽出した際に出るかす(粕)です。その大豆の多くも、輸入しています。
つまり、「トウモロコシ」と「大豆」の輸入価格の動向が、「鶏卵」を生産する際のコストに大きな影響を与えているのです。輸入価格はドル/円相場の動向のほか、「国際価格」の動向に左右されます。
海の向こうの「国際価格」の動向が、わたしたちの近所のスーパーマーケットで売られている「鶏卵価格」の動向に強く影響しています。「鳥インフルエンザの蔓延」は、国内要因、二段構造の上、短期視点であり、「国際価格」は文字通り海外要因、二段構造の下、中長期視点と、まとめることができるでしょう。
図:日本の育雛・成鶏用配合飼料の原料シェア(2023年1月)
出所:農林水産省のデータをもとに筆者作成 写真はPIXTAより
金反発。ドル指数の反落などで。2,012.65ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。23年09月限は11,875元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。23年06月限は586.6元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで948.15ドル(前日比2.75ドル拡大)、円建てで4,184円(前日比69円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(4月18日 14時30分頃 6番限)
金 8,624円/g
白金 4,440円/g
ゴム 211.8円/kg
とうもろこし 43,000円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 8月5日午前10時35分時点)
●シカゴトウモロコシ先物(期近) 日足 単位:ドル/ブッシェル
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「鶏のエサの多くはトウモロコシと大豆」
前回は、「『優等生』でなくなった『鶏卵』」として、鶏卵小売・卸売価格および飼料価格の推移について、述べました。
今回は、「鶏のエサの多くはトウモロコシと大豆」として、日本の育雛・成鶏用配合飼料の原料シェアについて、述べます。
以下の図は、日本における雛(ひな、いわゆるヒヨコ)や、成長した鶏に与える配合飼料の原料のシェアを示しています。
飼育される鶏に与える配合のおよそ半分は「トウモロコシ(49.7%)」です。次いで「大豆油かす(15.0%)」です。配合飼料用の「トウモロコシ」の多くは、米国などから輸入しています。「大豆油かす」は、大豆を搾って油を抽出した際に出るかす(粕)です。その大豆の多くも、輸入しています。
つまり、「トウモロコシ」と「大豆」の輸入価格の動向が、「鶏卵」を生産する際のコストに大きな影響を与えているのです。輸入価格はドル/円相場の動向のほか、「国際価格」の動向に左右されます。
海の向こうの「国際価格」の動向が、わたしたちの近所のスーパーマーケットで売られている「鶏卵価格」の動向に強く影響しています。「鳥インフルエンザの蔓延」は、国内要因、二段構造の上、短期視点であり、「国際価格」は文字通り海外要因、二段構造の下、中長期視点と、まとめることができるでしょう。
図:日本の育雛・成鶏用配合飼料の原料シェア(2023年1月)
出所:農林水産省のデータをもとに筆者作成 写真はPIXTAより