原油反落。米主要株価指数の反落などで。73.36ドル/バレル近辺で推移。
金反落。ドル指数の反発などで。1,929.15ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。23年09月限は12,365元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。23年08月限は567.9元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1017.05ドル(前日比1.80ドル拡大)、円建てで4,668円(前日比14円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(7月10日 大引け時点 6番限)
金 8,798円/g
白金 4,130円/g
ゴム 205.1円/kg
とうもろこし 39,600円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 8月5日午前10時35分時点)
●NY原油先物(期近) 日足 単位:ドル/バレル
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「時価総額は3兆ドルに達したアップルに軍配」
前回は、「米国起因の材料で金も原油も反発か」として、NY原油先物価格(日足終値)推移について、述べました。
今回は、「時価総額は3兆ドルに達したアップルに軍配」として、主要企業の時価総額の推移について、述べます。
6月30日、電子製品・ソフトウェアなどを手掛ける世界規模の企業「アップル(米国)」の時価総額が世界で始めて、3兆ドルを突破したと報じられました。以下のとおり、同社の時価総額は2018年8月に世界で始めて1兆ドルに到達しました。その後、さらに騰勢を強め、2020年8月に2兆ドル、そして今回の3兆ドル到達となりました。
世界的なインターネット環境拡大が、同社が得意とする高機能端末の需要を拡大させました。また、新型コロナがパンデミック化したことで非接触の生活様式が拡大し、各分野でオンライン化が進んだことが、時価総額(その企業の価値とされる。株価×発行済株式で算出)増加に拍車をかけました。
3兆ドルは、米国の電気自動車大手で宇宙開発なども手掛ける「テスラ」の3倍強、台湾の世界的な半導体大手「TSMC(台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング・カンパニー)」の7倍強、そして日本の自動車大手「トヨタ自動車」の10倍強です。
主要企業の時価総額上位10位を確認すると、アップルの3兆ドルを皮切りに、マイクロソフト、アルファベット(グーグル)、アマゾン、メタプラットフォームズ(旧フェイスブック)といった、いわゆる「GAFAM(これらの企業の頭文字を並べた、米国のハイテク企業のあだ名)」が名を連ねます。
アップルの「3兆ドル」到達、GAFAMの上位ほぼ独占。まさに米国のハイテク企業(電気自動車大手のテスラ、半導体大手のエヌビディアも含め)の隆盛を目の当たりにしているわけですが、ランキングに食い込むようにサウジアラビアの企業「サウジアラムコ」(3位)の名前が確認できます。サウジアラビアの国営石油会社「サウジアラムコ」。次回以降の数回で、同社の動向を確認しつつ、原油価格の動向、引いてはインフレの動向について考えます。
図:主要企業の時価総額の推移 単位:兆ドル
出所:ブルームバーグのデータをもとに筆者作成
金反落。ドル指数の反発などで。1,929.15ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。23年09月限は12,365元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。23年08月限は567.9元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1017.05ドル(前日比1.80ドル拡大)、円建てで4,668円(前日比14円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(7月10日 大引け時点 6番限)
金 8,798円/g
白金 4,130円/g
ゴム 205.1円/kg
とうもろこし 39,600円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 8月5日午前10時35分時点)
●NY原油先物(期近) 日足 単位:ドル/バレル
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「時価総額は3兆ドルに達したアップルに軍配」
前回は、「米国起因の材料で金も原油も反発か」として、NY原油先物価格(日足終値)推移について、述べました。
今回は、「時価総額は3兆ドルに達したアップルに軍配」として、主要企業の時価総額の推移について、述べます。
6月30日、電子製品・ソフトウェアなどを手掛ける世界規模の企業「アップル(米国)」の時価総額が世界で始めて、3兆ドルを突破したと報じられました。以下のとおり、同社の時価総額は2018年8月に世界で始めて1兆ドルに到達しました。その後、さらに騰勢を強め、2020年8月に2兆ドル、そして今回の3兆ドル到達となりました。
世界的なインターネット環境拡大が、同社が得意とする高機能端末の需要を拡大させました。また、新型コロナがパンデミック化したことで非接触の生活様式が拡大し、各分野でオンライン化が進んだことが、時価総額(その企業の価値とされる。株価×発行済株式で算出)増加に拍車をかけました。
3兆ドルは、米国の電気自動車大手で宇宙開発なども手掛ける「テスラ」の3倍強、台湾の世界的な半導体大手「TSMC(台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング・カンパニー)」の7倍強、そして日本の自動車大手「トヨタ自動車」の10倍強です。
主要企業の時価総額上位10位を確認すると、アップルの3兆ドルを皮切りに、マイクロソフト、アルファベット(グーグル)、アマゾン、メタプラットフォームズ(旧フェイスブック)といった、いわゆる「GAFAM(これらの企業の頭文字を並べた、米国のハイテク企業のあだ名)」が名を連ねます。
アップルの「3兆ドル」到達、GAFAMの上位ほぼ独占。まさに米国のハイテク企業(電気自動車大手のテスラ、半導体大手のエヌビディアも含め)の隆盛を目の当たりにしているわけですが、ランキングに食い込むようにサウジアラビアの企業「サウジアラムコ」(3位)の名前が確認できます。サウジアラビアの国営石油会社「サウジアラムコ」。次回以降の数回で、同社の動向を確認しつつ、原油価格の動向、引いてはインフレの動向について考えます。
図:主要企業の時価総額の推移 単位:兆ドル
出所:ブルームバーグのデータをもとに筆者作成