原油反発。米主要株価指数の反発などで。91.09ドル/バレル近辺で推移。
金反発。ドル指数の反落などで。1,955.65ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。24年01月限は14,235元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。23年11月限は699.6元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1010.5ドル(前日比4.60ドル縮小)、円建てで4,758円(前日比32円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(9月19日 17時52分時点 6番限)
金 9,172円/g
白金 4,414円/g
ゴム 235.5円/kg
とうもろこし 39,280円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 22年8月5日午前10時35分時点)
●NYプラチナ先物(期近) 月足 単位:ドル/トロイオンス
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「積立投資、価格が暴落したらどうなる?」
前回は、「最近の市場の全体像(株価指数・通貨・コモディティ)」として、市場全体の環境について、筆者の考えを述べました。
今回は、「積立投資、価格が暴落したらどうなる?」として、積み立てシミュレーション(3パターンの価格推移)について、述べます。
仮に、以下の価格推移を演じる商品があったとします。足元、歴史的な高値水準である8,990円近辺で推移しています。この価格が、今後50年間で暴騰・暴落・大暴落の三つのパターンで推移したとすると、どのパターンの収益が最も大きくなるでしょうか。
条件は、「積み立て」で取引すること(毎月1万円)、手数料は買付時に1.65%(税込)、分配金・配当なし、再投資せず、です。
暴騰パターン(1)は、20年かけて2,000円以上上昇、次の20年は1万1,000円という史上最高値水準を維持。最後の10年間で2,000円上昇し、1万3,000円という史上最高値で取引を終えるパターンです。
暴落パターン(2)は、20年かけておよそ半値になり、次の20年はその水準を維持。最後の10年間で2,000円上昇するも、積み立て開始時よりも2,400円以上安くなって(およそ27%安で)取引を終えるパターンです。一度も、積み立て開始時の価格を上回っていません。
大暴落パターン(3)は、20年かけておよそ9分の1になり、次の20年はその水準を維持。最後の10年間で2,000円上昇するも、積み立て開始時よりもおよそ6,000円安くなって(およそ66%安で)取引を終えるパターンです。暴落パターンと同様、一度も、積み立て開始時の価格を上回っていません。さて、どのパターンの収益が最も大きくなるのでしょうか。
図:積み立てシミュレーション(3パターンの価格推移) 単位:円/グラム
出所:国内大手地金商のデータをもとに筆者作成
金反発。ドル指数の反落などで。1,955.65ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。24年01月限は14,235元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。23年11月限は699.6元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1010.5ドル(前日比4.60ドル縮小)、円建てで4,758円(前日比32円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(9月19日 17時52分時点 6番限)
金 9,172円/g
白金 4,414円/g
ゴム 235.5円/kg
とうもろこし 39,280円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 22年8月5日午前10時35分時点)
●NYプラチナ先物(期近) 月足 単位:ドル/トロイオンス
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「積立投資、価格が暴落したらどうなる?」
前回は、「最近の市場の全体像(株価指数・通貨・コモディティ)」として、市場全体の環境について、筆者の考えを述べました。
今回は、「積立投資、価格が暴落したらどうなる?」として、積み立てシミュレーション(3パターンの価格推移)について、述べます。
仮に、以下の価格推移を演じる商品があったとします。足元、歴史的な高値水準である8,990円近辺で推移しています。この価格が、今後50年間で暴騰・暴落・大暴落の三つのパターンで推移したとすると、どのパターンの収益が最も大きくなるでしょうか。
条件は、「積み立て」で取引すること(毎月1万円)、手数料は買付時に1.65%(税込)、分配金・配当なし、再投資せず、です。
暴騰パターン(1)は、20年かけて2,000円以上上昇、次の20年は1万1,000円という史上最高値水準を維持。最後の10年間で2,000円上昇し、1万3,000円という史上最高値で取引を終えるパターンです。
暴落パターン(2)は、20年かけておよそ半値になり、次の20年はその水準を維持。最後の10年間で2,000円上昇するも、積み立て開始時よりも2,400円以上安くなって(およそ27%安で)取引を終えるパターンです。一度も、積み立て開始時の価格を上回っていません。
大暴落パターン(3)は、20年かけておよそ9分の1になり、次の20年はその水準を維持。最後の10年間で2,000円上昇するも、積み立て開始時よりもおよそ6,000円安くなって(およそ66%安で)取引を終えるパターンです。暴落パターンと同様、一度も、積み立て開始時の価格を上回っていません。さて、どのパターンの収益が最も大きくなるのでしょうか。
図:積み立てシミュレーション(3パターンの価格推移) 単位:円/グラム
出所:国内大手地金商のデータをもとに筆者作成