原油反発。米主要株価指数の反発などで。76.83ドル/バレル近辺で推移。
金反落。ドル指数の反発などで。2,037.20ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。24年01月限は13,625元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。24年01月限は578.6元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1094.3ドル(前日比4.50ドル拡大)、円建てで5,295円(前日比5円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(11月29日 18時16分時点 6番限)
金 9,670円/g
白金 4,375円/g
ゴム 265.5円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 22年8月5日午前10時35分時点)
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス

出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「材料の時間軸と投資手法の関係」
前回は、「新NISAを利用する際の五つの選択」として、筆者が考える新NISAを利用する際のポイントを述べました。
今回は、「材料の時間軸と投資手法の関係」として、金(ゴールド)にかかる七つのテーマ
について述べます。
先述の通り、「期間(手法)」については、注目する材料がどの時間軸を示すものであるかで、おのずと決まってきます。
世界規模の不安感の強弱(有事ムード)、株価の上下(代替資産)、ドルの上下(代替通貨)といった、短中期的な時間軸の材料に注目した場合に選択する取引手法は「スポット(随時)購入」がなじむと考えられます。
一方、中国・インドの宝飾需要の増減、中央銀行の金(ゴールド)保有高の増減、鉱山会社のヘッジ(保険つなぎ)増減、西側・非西側の対立(見えないリスク)といった、中長期・超長期的な時間軸の材料に注目した場合に選択する取引手法は「積立購入」がなじむと考えられます。
金(ゴールド)相場は、下図のとおり複数のテーマの影響を受けています。近年の環境は、一つのテーマだけで値動きを説明できた1970年代と大きく異なり、複雑化しています。ですが、こうした複数のテーマを「時間軸」で分類することで、相場を分析しやすくなります。
このような考え方に基づくことによって、中央銀行関連のニュースで短期前提のスポット購入(売却)をしたり、有事関連のニュースで長期前提の積立投資をしたりするなどの、意図と行動が食い違った状態を避けることができます。
「成長投資枠」を利用した金(ゴールド)投資に欠かせない考え方です。
図:金(ゴールド)にかかわる七つのテーマ
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出所:筆者作成
金反落。ドル指数の反発などで。2,037.20ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。24年01月限は13,625元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。24年01月限は578.6元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1094.3ドル(前日比4.50ドル拡大)、円建てで5,295円(前日比5円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(11月29日 18時16分時点 6番限)
金 9,670円/g
白金 4,375円/g
ゴム 265.5円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 22年8月5日午前10時35分時点)
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
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出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「材料の時間軸と投資手法の関係」
前回は、「新NISAを利用する際の五つの選択」として、筆者が考える新NISAを利用する際のポイントを述べました。
今回は、「材料の時間軸と投資手法の関係」として、金(ゴールド)にかかる七つのテーマ
について述べます。
先述の通り、「期間(手法)」については、注目する材料がどの時間軸を示すものであるかで、おのずと決まってきます。
世界規模の不安感の強弱(有事ムード)、株価の上下(代替資産)、ドルの上下(代替通貨)といった、短中期的な時間軸の材料に注目した場合に選択する取引手法は「スポット(随時)購入」がなじむと考えられます。
一方、中国・インドの宝飾需要の増減、中央銀行の金(ゴールド)保有高の増減、鉱山会社のヘッジ(保険つなぎ)増減、西側・非西側の対立(見えないリスク)といった、中長期・超長期的な時間軸の材料に注目した場合に選択する取引手法は「積立購入」がなじむと考えられます。
金(ゴールド)相場は、下図のとおり複数のテーマの影響を受けています。近年の環境は、一つのテーマだけで値動きを説明できた1970年代と大きく異なり、複雑化しています。ですが、こうした複数のテーマを「時間軸」で分類することで、相場を分析しやすくなります。
このような考え方に基づくことによって、中央銀行関連のニュースで短期前提のスポット購入(売却)をしたり、有事関連のニュースで長期前提の積立投資をしたりするなどの、意図と行動が食い違った状態を避けることができます。
「成長投資枠」を利用した金(ゴールド)投資に欠かせない考え方です。
図:金(ゴールド)にかかわる七つのテーマ
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出所:筆者作成