世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエイツ創業者のレイ・ダリオ氏曰く「今年の最大リスクは米国大統領選挙」と警告した。オランダや大英帝国などかつての覇権国は、興隆期から絶頂期に至り、衰退期に入るというサイクルを繰り返してきた。国家のサイクルは全体では6つのステージに分類でき、新たな秩序が始まって政府の官僚制が整うステージ①と②、平和と繁栄を迎え、支出と債務が過剰になるのが③と④、そして、財政状況が悪化し内戦・革命に向かうのが⑤と⑥だ。現在の米国は6段階のステージ⑤と見られる。過剰債務や大国間の紛争、大きな技術革新、パンデミック(世界的大流行)、干ばつや洪水といった破壊的な自然現象などによって、国際秩序が脅かされることがステージ⑤の特徴。ステージ⑥では内戦や革命が起こる。と指摘した。
トランプ前米大統領が不倫口止め料の不正処理裁判で、陪審団は5月30日、同氏を34件の罪状すべてで有罪とする評決を下した。トランプ氏は控訴するとみられるものの、4月ロイター世論調査では、共和党員の4人に1人は、トランプ氏有罪確定なら投票しないと回答。これに対して、ニューヨークタイムズ世論調査(4/28 ~5/9)で、「トランプ氏は公正な裁判を受けているか?」という質問に、「はい45%。「いいえ49%」と、この裁判を公正ではないと考えている有権者も多い。
バイデン氏とトランプ氏は6月27日と9月10日に候補者討論会を開催することで合意している。6月に開催されるのは異例の早さ。米CNNが主催する6月討論会に、ケネディ氏が参加するのか否かも注目だ。ケネディ候補が波乱要因となるのか泡沫候補で終わるのか注意したい。
トランプ前米大統領が不倫口止め料の不正処理裁判で、陪審団は5月30日、同氏を34件の罪状すべてで有罪とする評決を下した。トランプ氏は控訴するとみられるものの、4月ロイター世論調査では、共和党員の4人に1人は、トランプ氏有罪確定なら投票しないと回答。これに対して、ニューヨークタイムズ世論調査(4/28 ~5/9)で、「トランプ氏は公正な裁判を受けているか?」という質問に、「はい45%。「いいえ49%」と、この裁判を公正ではないと考えている有権者も多い。
バイデン氏とトランプ氏は6月27日と9月10日に候補者討論会を開催することで合意している。6月に開催されるのは異例の早さ。米CNNが主催する6月討論会に、ケネディ氏が参加するのか否かも注目だ。ケネディ候補が波乱要因となるのか泡沫候補で終わるのか注意したい。