原油反落。米主要株価指数の反落などで。76.90ドル/バレル近辺で推移。
金反落。ドル指数の反発などで。2,371.50ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。24年09月限は14,235元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。24年09月限は585.0元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1424.7ドル(前日比31.30ドル縮小)、円建てで7,052円(前日比261円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(7月25日 大引け時点 6番限)
金 11,703円/g
白金 4,651円/g
ゴム 313.7円/kg
とうもろこし 37,500円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 22年8月5日午前10時35分時点)
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「新興国の中央銀行が長期視点で買い継続」
前回は、「過去の常識を捨てて上昇シナリオを描く」として、金(ゴールド)に関わる七つのテーマ(2024年 筆者イメージ)を確認しました。
今回は、「新興国の中央銀行が長期視点で買い継続」として、中央銀行による金(ゴールド)買い越し量の推移を確認します。
中長期視点で金(ゴールド)相場を追うためには、「2010年ごろ」に注目する必要があります。前回述べたとおり、株と金(ゴールド)の値動きが極端に離れ始めた、市場環境が大きく変化し始めたタイミングです。以下のグラフのとおり、2010年は、中央銀行による金(ゴールド)の買い越し量がプラスに転じたタイミングでした。
以前の「[Vol.1756] 米ドル離れ・金(ゴールド)寄り傾向に」で述べたとおり、中央銀行が金(ゴールド)を保有する主な理由は、「長期的な価値保全/インフレヘッジ」「危機時のパフォーマンス」「効果的なポートフォリオの分散化」「歴史的地位」などです。
新興国の中央銀行に限っていえば、「制裁への懸念」「政策ツール」「国際通貨システムの変化の予期」などが金(ゴールド)を保有する理由になる場合もあります。
2023年の中央銀行の金(ゴールド)の買い越し量は、金(ゴールド)の全需要のおよそ23%に達しました。中央銀行の存在は金(ゴールド)市場にとって、大変に大きいといえます。
長期視点の世界の潮流を動機に金(ゴールド)を保有する中央銀行が、2010年ごろ以降、最も留意していると考えられるテーマが「世界分断」です。
図:中央銀行による金(ゴールド)買い越し量の推移 単位:トン
出所:WGC(ワールド・ゴールド・カウンシル)の資料を基に筆者推計
金反落。ドル指数の反発などで。2,371.50ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。24年09月限は14,235元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。24年09月限は585.0元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1424.7ドル(前日比31.30ドル縮小)、円建てで7,052円(前日比261円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(7月25日 大引け時点 6番限)
金 11,703円/g
白金 4,651円/g
ゴム 313.7円/kg
とうもろこし 37,500円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 22年8月5日午前10時35分時点)
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「新興国の中央銀行が長期視点で買い継続」
前回は、「過去の常識を捨てて上昇シナリオを描く」として、金(ゴールド)に関わる七つのテーマ(2024年 筆者イメージ)を確認しました。
今回は、「新興国の中央銀行が長期視点で買い継続」として、中央銀行による金(ゴールド)買い越し量の推移を確認します。
中長期視点で金(ゴールド)相場を追うためには、「2010年ごろ」に注目する必要があります。前回述べたとおり、株と金(ゴールド)の値動きが極端に離れ始めた、市場環境が大きく変化し始めたタイミングです。以下のグラフのとおり、2010年は、中央銀行による金(ゴールド)の買い越し量がプラスに転じたタイミングでした。
以前の「[Vol.1756] 米ドル離れ・金(ゴールド)寄り傾向に」で述べたとおり、中央銀行が金(ゴールド)を保有する主な理由は、「長期的な価値保全/インフレヘッジ」「危機時のパフォーマンス」「効果的なポートフォリオの分散化」「歴史的地位」などです。
新興国の中央銀行に限っていえば、「制裁への懸念」「政策ツール」「国際通貨システムの変化の予期」などが金(ゴールド)を保有する理由になる場合もあります。
2023年の中央銀行の金(ゴールド)の買い越し量は、金(ゴールド)の全需要のおよそ23%に達しました。中央銀行の存在は金(ゴールド)市場にとって、大変に大きいといえます。
長期視点の世界の潮流を動機に金(ゴールド)を保有する中央銀行が、2010年ごろ以降、最も留意していると考えられるテーマが「世界分断」です。
図:中央銀行による金(ゴールド)買い越し量の推移 単位:トン
出所:WGC(ワールド・ゴールド・カウンシル)の資料を基に筆者推計