原油反落。トランプ関税の懸念などで。65.11ドル/バレル近辺で推移。
金反発。ドル指数の反落などで。3,444.81ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。25年09月限は15,005元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。25年09月限は503.7元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1962.36ドル(前日比0.66ドル拡大)、円建てで10,031円(前日比5円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(7月23日 18時14分時点 6番限)
金 16,311円/g
白金 6,280円/g
ゴム 329.1円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY金先物 月足 単位:ドル/トロイオンス

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「なぜインフレ急伸で金(ゴールド)が下がったのか」
前回は、「インフレ対策としての金(ゴールド)とその実態」として、米CPI(前年同月比)と金(ゴールド)現物価格の相関係数を、確認しました。
今回は、「なぜインフレ急伸で金(ゴールド)が下がったのか」として、米CPI(前年同月比)と金(ゴールド)現物価格の推移を、確認します。
近年で最もインフレが急伸したタイミングの、米CPIと金(ゴールド)現物価格の推移を確認します。
以下の図の通り、米CPIは、+1.4%(2021年1月)から+9.0%(2022年6月)まで、急伸しました。急激にインフレが進んだタイミングです。
この時の金(ゴールド)現物価格は1866.98ドルから1836.57ドルに「下落」しました。金(ゴールド)は、インフレが急伸する中、下落したのです。
金(ゴールド)はインフレ対策、という思惑と異なる事象が発生した背景を説明する上で、特殊な考え方は一切必要ありません。
筆者が提唱する七つのテーマの短中期に分類する「有事ムード」「代替資産(株の代わり)」「代替通貨(ドルの代わり)」がもたらす上昇あるいは下落の圧力(同時発生もあり得る)を相殺するだけです。次回以降、詳細を述べます。
図:米CPI(前年同月比)と金(ゴールド)現物価格の推移

出所:世界銀行およびセントルイス連銀のデータを基に筆者作成
金反発。ドル指数の反落などで。3,444.81ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。25年09月限は15,005元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。25年09月限は503.7元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1962.36ドル(前日比0.66ドル拡大)、円建てで10,031円(前日比5円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(7月23日 18時14分時点 6番限)
金 16,311円/g
白金 6,280円/g
ゴム 329.1円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY金先物 月足 単位:ドル/トロイオンス

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「なぜインフレ急伸で金(ゴールド)が下がったのか」
前回は、「インフレ対策としての金(ゴールド)とその実態」として、米CPI(前年同月比)と金(ゴールド)現物価格の相関係数を、確認しました。
今回は、「なぜインフレ急伸で金(ゴールド)が下がったのか」として、米CPI(前年同月比)と金(ゴールド)現物価格の推移を、確認します。
近年で最もインフレが急伸したタイミングの、米CPIと金(ゴールド)現物価格の推移を確認します。
以下の図の通り、米CPIは、+1.4%(2021年1月)から+9.0%(2022年6月)まで、急伸しました。急激にインフレが進んだタイミングです。
この時の金(ゴールド)現物価格は1866.98ドルから1836.57ドルに「下落」しました。金(ゴールド)は、インフレが急伸する中、下落したのです。
金(ゴールド)はインフレ対策、という思惑と異なる事象が発生した背景を説明する上で、特殊な考え方は一切必要ありません。
筆者が提唱する七つのテーマの短中期に分類する「有事ムード」「代替資産(株の代わり)」「代替通貨(ドルの代わり)」がもたらす上昇あるいは下落の圧力(同時発生もあり得る)を相殺するだけです。次回以降、詳細を述べます。
図:米CPI(前年同月比)と金(ゴールド)現物価格の推移

出所:世界銀行およびセントルイス連銀のデータを基に筆者作成