2019年12月3日を100とした指数

原油
著者:近藤 雅世
 新型コロナウイルス騒動がどこまで続くのか全く不透明な事態となっている。

 IMFは4月14日発行の世界経済見通しで、2020年の世界の経済成長率を▲3.3%と予想している。今年の経済成長率を、欧州は▲7.9%、米国は▲5.9%、中近東は▲2.8%、ラテンアメリカは▲5.8%、アジアは新興諸国と先進国を合わせて+1.0%と予測している。

 おそらくこれとても楽観的な数字ではないかと思われる。

 ちなみに、新型コロナウイルスが中国の武漢で発生した昨年12月3日を100として、先週末の価格を指数で表してみたら以下となった。

 最も値上がっているのは東京銀の+66.4%であり、次いで東京パラジウムの+22.5%、NY金が+20.5%、新潟コシヒカリが+14.5%、東京金が+14.1%、シカゴ小麦が+2.2%、ドルインデックスが+1.5%で、調査した商品・株価・為替合計44品目のうち価格が上昇しているのは8品目(18%)であった。

 最も値下がりしているのがNY原油で▲60%、NYガソリン、北海ブレント原油、NYヒーティングオイル、東京原油東京灯油東京ガソリンと、NY天然ガスと下位9品目がエネルギー関係である。先進国の株価ではフランスCACが最も値下がりしており、▲22.1%、次いで英国、日本、ドイツ、DOWの順で15~22%の下落となっている。
 

 

このコラムの著者

近藤 雅世(コンドウ マサヨ)

1972年早稲田大学政経学部卒。三菱商事入社。アルミ9年、航空機材6年、香港駐在6年、鉛錫亜鉛・貴金属。プラチナでは世界のトップディーラー。商品ファンドを日本で初めて作った一人。2005年末株式会社フィスコ コモディティーを立ち上げ代表取締役に就任。2010年6月株式会社コモディティー インテリジェンスを設立。代表取締役社長就任。 URL:http://commi.cc/ eメール:kondo@commi.cc