第37回、一目均衡表その8、「一目均衡表最大の売買シグナル、均衡表の好転・逆転とは?中編、もみあい相場での仕掛け方」

3、もみあい期の仕掛け方 

□ではいよいよ、もみあい相場のときの仕掛け方を説明する。 ■待ってました。 □下図を見てごらん。シンプルに基準線と転換線だけを表示してみた。 図 □チャートの前半部にもみ合い相場があるのがよくわかる。そのもみ合い相場の中心を基準線が示しているのもこれまたよくわかる。もみあい時、基準線と転換線はクロスを繰り返す。これも、もみあいであることの証明だ。 ■なるほど、よくわかります。 □ちょっともみあい部分を拡大して見よう。 図もみあいの中心がわかれば、もみあいの中心から上がった分だけ、その後もみあいの中心から下がり、もみあいの中心から下がった分だけ、その後もみあいの中心から上がっているというのが確認できるはずだ。 ■なるほど、当たりまえですがそのとおりですね。 □もみあい相場の仕掛け方その①。上記性質を利用した仕掛け。
  【もみあい時の仕掛け方その①】「もみあいの中心から計算」編 1、もみあいの中心を探す。・・・横ばいの線がもみあいの中心となる。 ※特に基準線がもみあいの中心になりやすい。 2、もみあいの中心がわかればもみあいの中心から上がった分だけ、その後もみあいの中心から下がる。もみあいの中心から下がった分だけ、その後もみあいの中心から上がる。 3、この性質を利用して仕掛ける。 4、仕掛けポイントとしては、天井を確認した時点で売る、底を確認した時点で買うというのが第一ポイント。 5、第二ポイントはその後、もみあいの中心を割り込んだところで売る。もみあいの中心を超えたところで買う。 6、手仕舞いは上がった分だけ下がったところ(底ゾーン)。下がった分だけ上がったところ(天井ゾーン)。  
■なるほど。わかりやすい。 □では続いてもみあい相場の仕掛け方その②、均衡表の好転・逆転編。今度はもみあいの終了を見つける方法。通常もみあい相場の終了はもみあい放れをもって終了と見なす。