前週は70ドル台前半から一気に60ドル台前半まで、10ドル幅の値下がりになっ た。4月2日にトランプ米大統領が相互関税を発表し、世界経済の減速懸念を織り込む 動きが優勢になった。高いレベルの先行き不透明感が織り込まれている。相互関税の行 方に不透明感が強いことに加えて、それが世界経済にどのような影響を及ぼすのか見通 しが立たない状態になっている。株価急落と歩調を合わせて急落した。しかも、石油輸 出国機構(OPEC)プラス有志国は5月の減産縮小(=増産)計画を引き上げてお り、供給サイドからも需給緩和が意識されやすかった。 今週も上値の重い展開になろう。通商問題が株価急落を促すと、原油相場も上値の重 い展開が維持されやすい。通商問題がこれからどのような展開を見せるのか不透明感が 強いが、特に米中間で貿易紛争が激化していくと、原油相場の下振れリスクは高まろ う。何らかの供給障害が発生しないのであれば、このままレンジ切り下げが打診される 見通し。中期目線だと値頃感もある価格水準だが、短期ではオーバーシュート気味の安 値形成が促される可能性を抱えている。 予想レンジは55〜65ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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