石油午前=総じてしっかり、ゼレンスキー氏は再び敵対的な態度に

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は総じて、しっかり。米国とロシアがまとめたウクライナ和平案につい
て、ゼレンスキー大統領は当初拒絶していなかったものの、欧州が和平案の対案を発表
するとゼレンスキー氏はロシアに対して再び敵対的な態度となり、早期のウクライナ和
平期待が後退した。米国がウクライナ支援を完全に停止する可能性が報道されるなか、
ウクライナの見通しは不透明。東京時間帯の円相場は1ドル=156円半ばまで円高・
ドル安推移。時間外取引でニューヨーク原油は軟調。
 日中取引開始後、原油の2026年4月限はしっかり。ただ、上値は抑えられてい
る。
 午前11時現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が600円
安〜270円高。
 午前11時現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が1353枚。
【米ロ和平案の作成にウクライナ当局者も参加】
 米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の報道によると、米国が発表したウ
クライナ和平案は米マイアミでクレムリン関係筋とウクライナ当局者によって作成され
たという。情報筋の話として報道されている。また、このロシア寄りの和平案につい
て、トランプ米大統領の側近が2回にわたってゼレンスキー大統領と電話会談したとも
伝わっている。
【海外原油夜間取引=軟調】
 ニューヨーク時間外取引で1月限は前日比0.12ドル安の58.72ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは58.69〜58.96ドル。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。