原油反発。米主要株価指数の反発などで。116.94ドル/バレル近辺で推移。
金反落。ドル指数の反発などで。1,846.20ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。22年09月限は12,780元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。22年08月限は732.3元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで901.15ドル(前日比1.1ドル拡大)、円建てで3,912円(前日比14円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(6月17日 13時17分頃 6番限)
金 7,909円/g
白金 3,997円/g
ゴム 254.0円/kg
とうもろこし 55,850円/t
LNG 4,150.0円/mmBtu(22年6月限 4月7日午前8時59分時点)
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「「明るい金(ゴールド)の話」は可能(1)」
前回は、「人:感情を「不安」と「充足」に分けて考える」として、「人」の側面から金市場を観察しました。
今回は、「「明るい金(ゴールド)の話」は可能(1)」として、前回までの4回で述べた、「不安」抜きで金(ゴールド)市場を分析するために必要な「多角的な視点」を、まとめます。
「時代」「市場」「人」という三つの切り口から、「金(ゴールド)=不安」を否定的に見つつ、金(ゴールド)市場をできるだけ(暗くならずに)明るく観察することを心がけてきました。こうすることで見えてきた重要なポイントは、以下の3点です。
・過去の常識・成功を捨てる
・市場環境が激変したことを認識する
・「充足」も行動のきっかけになることを認識する
この3点を実践しようと心がけることは、実は「時代」の箇所で述べた「求められる人物像」である「変化に順応でき、強じんな心と高いコミュニケーション力を有する人」に近づこうとすることと、ほとんど同じ意味です。
過去の常識・成功を捨てる→過去に執着しない「強じんな心」をはぐくむ、市場環境が激変したことを認識する→「変化に順応」しようとする、「充足」も行動のきっかけになることを認識する→「充足」と「不安」を明確に区別・認識できるような「コミュニケーション時に重要なメタ認知力(幅広い視野で考える力)」を育成する、ということです。
つまり、現在、社会で示されている「求められる人物像」に近づこうとすればするほど、「金(ゴールド)=不安」という短絡的な世界と決別することに近づき、さらには、今の金(ゴールド)市場と「不安抜き」で向き合う状態に近づくことを意味するわけです。
「求められる人物像」に近づく意識を持てば、「不安」と距離を置いた、新しい側面から分析を試みる「明るい金(ゴールド)の話」は可能です。「明るい金(ゴールド)の話」をするヒントは、「求められる人物像」にあったと言えるでしょう。
今回(前編)で述べた内容は、「不安だけ」で金(ゴールド)市場を説明する過去の試みと全く異なる、時代背景をとらえ、変化に柔軟で、全体観を網羅した、魔性の度合いを増した「今」の金(ゴールド)市場を説明するために不可欠な内容だと筆者は自負しています。
不安を否定しても、金(ゴールド)市場を分析することはできます。かえってその方が、分析の幅を広げて、良い結果をもたらす可能性が高くなると、筆者は考えます。分析手法は時代の変遷とともに、変わるべきです。そうでなければなりません。
次回の後編は、今回触れなかった「投資リテラシー」のほか、金(ゴールド)投資の必須3スキル、初級者、中級者、上級者ごとの、具体的な金(ゴールド)投資のアイデアについて、述べます。ぜひご覧ください。
図:「求められる人物像」が「不安抜き」で金(ゴールド)市場を分析するヒント
出所:筆者作成
金反落。ドル指数の反発などで。1,846.20ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。22年09月限は12,780元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。22年08月限は732.3元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで901.15ドル(前日比1.1ドル拡大)、円建てで3,912円(前日比14円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(6月17日 13時17分頃 6番限)
金 7,909円/g
白金 3,997円/g
ゴム 254.0円/kg
とうもろこし 55,850円/t
LNG 4,150.0円/mmBtu(22年6月限 4月7日午前8時59分時点)
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「「明るい金(ゴールド)の話」は可能(1)」
前回は、「人:感情を「不安」と「充足」に分けて考える」として、「人」の側面から金市場を観察しました。
今回は、「「明るい金(ゴールド)の話」は可能(1)」として、前回までの4回で述べた、「不安」抜きで金(ゴールド)市場を分析するために必要な「多角的な視点」を、まとめます。
「時代」「市場」「人」という三つの切り口から、「金(ゴールド)=不安」を否定的に見つつ、金(ゴールド)市場をできるだけ(暗くならずに)明るく観察することを心がけてきました。こうすることで見えてきた重要なポイントは、以下の3点です。
・過去の常識・成功を捨てる
・市場環境が激変したことを認識する
・「充足」も行動のきっかけになることを認識する
この3点を実践しようと心がけることは、実は「時代」の箇所で述べた「求められる人物像」である「変化に順応でき、強じんな心と高いコミュニケーション力を有する人」に近づこうとすることと、ほとんど同じ意味です。
過去の常識・成功を捨てる→過去に執着しない「強じんな心」をはぐくむ、市場環境が激変したことを認識する→「変化に順応」しようとする、「充足」も行動のきっかけになることを認識する→「充足」と「不安」を明確に区別・認識できるような「コミュニケーション時に重要なメタ認知力(幅広い視野で考える力)」を育成する、ということです。
つまり、現在、社会で示されている「求められる人物像」に近づこうとすればするほど、「金(ゴールド)=不安」という短絡的な世界と決別することに近づき、さらには、今の金(ゴールド)市場と「不安抜き」で向き合う状態に近づくことを意味するわけです。
「求められる人物像」に近づく意識を持てば、「不安」と距離を置いた、新しい側面から分析を試みる「明るい金(ゴールド)の話」は可能です。「明るい金(ゴールド)の話」をするヒントは、「求められる人物像」にあったと言えるでしょう。
今回(前編)で述べた内容は、「不安だけ」で金(ゴールド)市場を説明する過去の試みと全く異なる、時代背景をとらえ、変化に柔軟で、全体観を網羅した、魔性の度合いを増した「今」の金(ゴールド)市場を説明するために不可欠な内容だと筆者は自負しています。
不安を否定しても、金(ゴールド)市場を分析することはできます。かえってその方が、分析の幅を広げて、良い結果をもたらす可能性が高くなると、筆者は考えます。分析手法は時代の変遷とともに、変わるべきです。そうでなければなりません。
次回の後編は、今回触れなかった「投資リテラシー」のほか、金(ゴールド)投資の必須3スキル、初級者、中級者、上級者ごとの、具体的な金(ゴールド)投資のアイデアについて、述べます。ぜひご覧ください。
図:「求められる人物像」が「不安抜き」で金(ゴールド)市場を分析するヒント
出所:筆者作成