原油反落。世界景気が後退する懸念などで。87.56ドル/バレル近辺で推移。
金反発。米10年債利回りの反落などで。1,798.65ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。23年01月限は13,255元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。22年09月限は665.2元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで864.3ドル(前日比2.2ドル縮小)、円建てで3,751円(前日比24円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(8月8日 19時46分頃 6番限)
金 7,684円/g
白金 3,933円/g
ゴム 232.8円/kg
とうもろこし 46,190円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 8月5日午前10時35分時点)
●NY原油先物(期近) 日足 単位:ドル/バレル
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「原油相場は下落・石油株は上昇」
前回は、「年末まで商品市場は緩やかな価格上昇を演じる?」として、筆者が考えるコモディティ市場の全体像のイメージを述べました。
今回は、「原油相場は下落・石油株は上昇」として、原油相場と関連個別株の推移を確認します。
原油相場の下落が目立っています。以下のグラフのとおり、ウクライナ危機勃発(今年2月)前の水準を割り込んでいます。複数の下落要因が重なっているためです。
一方、INPEX(1605)やシェブロン(CVX)は、ウクライナ危機勃発前の水準を割っておらず、むしろ足元、反発色を強めています。NYダウなどの米国の主要株価指数が反発し、個別株も物色されやすくなっていると、考えられます。
また、ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイは、今年3月から、上記の2つの石油株よりも上昇率が高いオクシデンタルペトロリアム(OXY)を、買い続けています。(オクシデンタル社の開示資料より)
今、「株価上昇=それを保有している人の資産が増加」、「原油相場下落=物価高(インフレ)が沈静化」が、同時進行しているわけです。次回以降、原油相場が下落している背景、主要産油国の状況、今後の展開について、筆者の考えを述べます。
図:原油相場と関連個別株の推移(2022年2月24日を100)
出所:Investing.comのデータより筆者作成
金反発。米10年債利回りの反落などで。1,798.65ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。23年01月限は13,255元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。22年09月限は665.2元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで864.3ドル(前日比2.2ドル縮小)、円建てで3,751円(前日比24円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(8月8日 19時46分頃 6番限)
金 7,684円/g
白金 3,933円/g
ゴム 232.8円/kg
とうもろこし 46,190円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 8月5日午前10時35分時点)
●NY原油先物(期近) 日足 単位:ドル/バレル
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「原油相場は下落・石油株は上昇」
前回は、「年末まで商品市場は緩やかな価格上昇を演じる?」として、筆者が考えるコモディティ市場の全体像のイメージを述べました。
今回は、「原油相場は下落・石油株は上昇」として、原油相場と関連個別株の推移を確認します。
原油相場の下落が目立っています。以下のグラフのとおり、ウクライナ危機勃発(今年2月)前の水準を割り込んでいます。複数の下落要因が重なっているためです。
一方、INPEX(1605)やシェブロン(CVX)は、ウクライナ危機勃発前の水準を割っておらず、むしろ足元、反発色を強めています。NYダウなどの米国の主要株価指数が反発し、個別株も物色されやすくなっていると、考えられます。
また、ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイは、今年3月から、上記の2つの石油株よりも上昇率が高いオクシデンタルペトロリアム(OXY)を、買い続けています。(オクシデンタル社の開示資料より)
今、「株価上昇=それを保有している人の資産が増加」、「原油相場下落=物価高(インフレ)が沈静化」が、同時進行しているわけです。次回以降、原油相場が下落している背景、主要産油国の状況、今後の展開について、筆者の考えを述べます。
図:原油相場と関連個別株の推移(2022年2月24日を100)
出所:Investing.comのデータより筆者作成