原油反落。米主要株価指数の反落などで。88.09ドル/バレル近辺で推移。
金反発。ドル指数の反落などで。1,667.85ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。23年01月限は11,990元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。22年12月限は685.8元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで698.65ドル(前日比1.25ドル縮小)、円建てで3,472円(前日比30円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(10月28日 13時55分頃 6番限)
金 7,803円/g
白金 4,331円/g
ゴム 211.4円/kg
とうもろこし 49,700円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 8月5日午前10時35分時点)
●NY原油先物(期近) 日足 単位:ドル/バレル
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「エネ価格・関連ETFは長期で高止まりか!?」
前回は、「上流・中流・下流って何?」として、石油・天然ガス産業の「上流・中流・下流」を確認しました。
今回は、「エネ価格・関連ETFは長期で高止まりか!?」として、各種主要エネルギーの価格推移を確認します。
以下は、「[Vol.1347] WTI、ブレント、ヘンリーハブ、TTFって何?」で述べた、「各種主要化石燃料価格の決定拠点」の価格推移です。
基礎知識の一つとして「数量の単位」について述べると、原油の「1バレル」は約159リットルです。(語源はその名の通り「樽(たる)」。昔、石油を樽に入れて持ち運びしていたことから。約159リットルは一人用の浴槽の7~8割くらい)。WTI原油は足元、1バレルあたり85ドル近辺で推移しています。
天然ガスの「1mmbtu(エムエムビーティーユー British thermal unit 英国熱量単位)」は、約27立方メートル(1辺が3メートルの立方体)です。ヘンリーハブは足元、1mmbtuあたり5.4ドル近辺で推移しています。
「[Vol.1346] 世界No.1の産油国・産ガス国はどこ?」で「米国」が生産量No.1であると述べました。米国は、生産量こそNo.1ですが、対外的な供給力という意味がある「輸出量」でみると、やや違った見え方になります。原油:1位中東(サウジ除く)21.0%、2位ロシア12.3%、3位米国11.8%、天然ガス:1位ロシア23.6%、2位米国17.5%、3位中東14.0%です(2021年時点 BPの統計より)。
エネルギー市場に「ウクライナ危機」が強く影響していることを考えれば、「買わない西側・出さないロシア」によって起きているロシアの輸出量の減少は、今後も続くことが予想されます。(ウクライナ危機の早期収束は難しいか)
その減少を、米国らがカバーできなければ、「世界全体としての」需給ひっ迫は続き、引いては本レポートで述べた各種エネルギー価格の高止まりが続く可能性があると筆者は考えています。
図:各種主要エネルギー価格の推移(2016年1月から2022年9月)
出所:IMFのデータをもとに筆者作成
金反発。ドル指数の反落などで。1,667.85ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。23年01月限は11,990元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。22年12月限は685.8元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで698.65ドル(前日比1.25ドル縮小)、円建てで3,472円(前日比30円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(10月28日 13時55分頃 6番限)
金 7,803円/g
白金 4,331円/g
ゴム 211.4円/kg
とうもろこし 49,700円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 8月5日午前10時35分時点)
●NY原油先物(期近) 日足 単位:ドル/バレル
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「エネ価格・関連ETFは長期で高止まりか!?」
前回は、「上流・中流・下流って何?」として、石油・天然ガス産業の「上流・中流・下流」を確認しました。
今回は、「エネ価格・関連ETFは長期で高止まりか!?」として、各種主要エネルギーの価格推移を確認します。
以下は、「[Vol.1347] WTI、ブレント、ヘンリーハブ、TTFって何?」で述べた、「各種主要化石燃料価格の決定拠点」の価格推移です。
基礎知識の一つとして「数量の単位」について述べると、原油の「1バレル」は約159リットルです。(語源はその名の通り「樽(たる)」。昔、石油を樽に入れて持ち運びしていたことから。約159リットルは一人用の浴槽の7~8割くらい)。WTI原油は足元、1バレルあたり85ドル近辺で推移しています。
天然ガスの「1mmbtu(エムエムビーティーユー British thermal unit 英国熱量単位)」は、約27立方メートル(1辺が3メートルの立方体)です。ヘンリーハブは足元、1mmbtuあたり5.4ドル近辺で推移しています。
「[Vol.1346] 世界No.1の産油国・産ガス国はどこ?」で「米国」が生産量No.1であると述べました。米国は、生産量こそNo.1ですが、対外的な供給力という意味がある「輸出量」でみると、やや違った見え方になります。原油:1位中東(サウジ除く)21.0%、2位ロシア12.3%、3位米国11.8%、天然ガス:1位ロシア23.6%、2位米国17.5%、3位中東14.0%です(2021年時点 BPの統計より)。
エネルギー市場に「ウクライナ危機」が強く影響していることを考えれば、「買わない西側・出さないロシア」によって起きているロシアの輸出量の減少は、今後も続くことが予想されます。(ウクライナ危機の早期収束は難しいか)
その減少を、米国らがカバーできなければ、「世界全体としての」需給ひっ迫は続き、引いては本レポートで述べた各種エネルギー価格の高止まりが続く可能性があると筆者は考えています。
図:各種主要エネルギー価格の推移(2016年1月から2022年9月)
出所:IMFのデータをもとに筆者作成