原油反落。米主要株価指数の反落などで。76.77ドル/バレル近辺で推移。
金反発。米10年債利回りの反落などで。2,508.20ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。24年09月限は14,385元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。24年09月限は581.7元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1525.3ドル(前日比15.00ドル拡大)、円建てで7,156円(前日比16円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(8月2日 17時53分時点 6番限)
金 11,846円/g
白金 4,690円/g
ゴム 317.5円/kg
とうもろこし 34,960円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 22年8月5日午前10時35分時点)
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「ガチ(本気)ホールド(維持)できる銘柄」
前回は、「低位からゆっくり上昇が安心継続の大前提」として、バブル状態の銘柄と長期低迷銘柄の対比を確認しました。
今回は、「低位からゆっくり上昇が安心継続の大前提」として、バブル状態の銘柄と長期低迷銘柄の対比を確認します。
長期視点で見れば、日本と欧州各国が連携してルール作りを行っている水素社会にプラチナが大きく貢献する可能性があります。水の電気分解原理を利用した水素の生成において、使用する電気が再生可能エネルギー由来であれば、そこで生成された水素は「グリーン水素」と呼ばれます。グリーン水素は環境に最も優しい水素です。
水素は生成過程を明確にする目的で色分けされています(水素自体は無色)。グリーン水素のうち、使用する電力が太陽光発電によって得られたものであればイエロー水素、原子力発電によって得られたものであればピンク水素と呼ばれます。
また、化石燃料を原料として生成した際に発生する二酸化炭素を回収した水素はブルー水素、回収せずに大気中に放出した水素はグレー水素と呼ばれます。グレー水素のうち石炭由来であればブラック水素などと呼ばれることもあります。
下の図の通り、プラチナには「水素関連」の需要があります。近年、増加傾向を示しつつあること、今後増加が見込まれることを理由に、WPIC(World Platinum Investment Council)は今年から需給統計の項目の一つに加えました。
プラチナにとって、水素は超長期視点のテーマです。半年や1年先ではなく、10年、20年単位の需要増加要因です。長期資産形成になじむ、テーマだといえます。
「[Vol.1768] プラチナは金(ゴールド)ほど有名ではない」で述べたとおり、足元のプラチナは積立投資の収益を大きくし得る二つの条件を持っています。価格低迷を利用した効率的な保有数量増加の可能性があること、長期視点の価格反発を利用した最終的な収益増加の可能性があることです。
これらは、バブル状態にある銘柄にはない、長期視点の資産形成に資する大変に大きなメリットです。心労をできるだけ軽減しながら、長期視点の資産形成をする銘柄として、プラチナは今後、注目されると筆者はみています。
株価急落時に考える本当の「受け皿」銘柄。それは、バブル状態の銘柄と一線を画した、相対的に不安を低減する、特に積立投資に有利な二つの条件を兼ね備えた、ガチ(本気)でホールド(維持)できる銘柄です。
長期投資のお供として、プラチナ積み立てを加えてみては、いかがでしょうか。(筆者は筆者の意思でプラチナの分析・情報発信を行っています。何らかの圧力を受けて、プラチナを取り扱うようなことはしておりません)
図:プラチナの産業用需要内訳(2024年予想)
出所:WPICのデータより筆者作成
金反発。米10年債利回りの反落などで。2,508.20ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。24年09月限は14,385元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。24年09月限は581.7元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1525.3ドル(前日比15.00ドル拡大)、円建てで7,156円(前日比16円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(8月2日 17時53分時点 6番限)
金 11,846円/g
白金 4,690円/g
ゴム 317.5円/kg
とうもろこし 34,960円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 22年8月5日午前10時35分時点)
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「ガチ(本気)ホールド(維持)できる銘柄」
前回は、「低位からゆっくり上昇が安心継続の大前提」として、バブル状態の銘柄と長期低迷銘柄の対比を確認しました。
今回は、「低位からゆっくり上昇が安心継続の大前提」として、バブル状態の銘柄と長期低迷銘柄の対比を確認します。
長期視点で見れば、日本と欧州各国が連携してルール作りを行っている水素社会にプラチナが大きく貢献する可能性があります。水の電気分解原理を利用した水素の生成において、使用する電気が再生可能エネルギー由来であれば、そこで生成された水素は「グリーン水素」と呼ばれます。グリーン水素は環境に最も優しい水素です。
水素は生成過程を明確にする目的で色分けされています(水素自体は無色)。グリーン水素のうち、使用する電力が太陽光発電によって得られたものであればイエロー水素、原子力発電によって得られたものであればピンク水素と呼ばれます。
また、化石燃料を原料として生成した際に発生する二酸化炭素を回収した水素はブルー水素、回収せずに大気中に放出した水素はグレー水素と呼ばれます。グレー水素のうち石炭由来であればブラック水素などと呼ばれることもあります。
下の図の通り、プラチナには「水素関連」の需要があります。近年、増加傾向を示しつつあること、今後増加が見込まれることを理由に、WPIC(World Platinum Investment Council)は今年から需給統計の項目の一つに加えました。
プラチナにとって、水素は超長期視点のテーマです。半年や1年先ではなく、10年、20年単位の需要増加要因です。長期資産形成になじむ、テーマだといえます。
「[Vol.1768] プラチナは金(ゴールド)ほど有名ではない」で述べたとおり、足元のプラチナは積立投資の収益を大きくし得る二つの条件を持っています。価格低迷を利用した効率的な保有数量増加の可能性があること、長期視点の価格反発を利用した最終的な収益増加の可能性があることです。
これらは、バブル状態にある銘柄にはない、長期視点の資産形成に資する大変に大きなメリットです。心労をできるだけ軽減しながら、長期視点の資産形成をする銘柄として、プラチナは今後、注目されると筆者はみています。
株価急落時に考える本当の「受け皿」銘柄。それは、バブル状態の銘柄と一線を画した、相対的に不安を低減する、特に積立投資に有利な二つの条件を兼ね備えた、ガチ(本気)でホールド(維持)できる銘柄です。
長期投資のお供として、プラチナ積み立てを加えてみては、いかがでしょうか。(筆者は筆者の意思でプラチナの分析・情報発信を行っています。何らかの圧力を受けて、プラチナを取り扱うようなことはしておりません)
図:プラチナの産業用需要内訳(2024年予想)
出所:WPICのデータより筆者作成