NY金(12月限)は、ダブルトップをネックライン(10/10安値)割れで完成し、下げ加速となっている。現段階で、チャート上の底打ちパターンは確認できない状況だ。
6月安値~10月高値までの上昇に対する61.8%押し(2522.5ドル)水準は、価格帯別出来高の厚い下値支持だ。200日移動平均線~同水準への押し目形成時に、出来高を伴って長い下ヒゲや長大陽線などで引けると、買いのタイミングとなる可能性もありそうだ。
日柄からは、金相場が安値の節目を付けやすい満月が11月16日に控えている。メリマンの重要変化日は、11月15~18日。
一目均衡表(基本数値・対等数値)から、変化の起こりやすいのは、11月19日・20日、12月4日・12日・16日などだ。
トランプ氏の米大統領への返り咲きが確実になった11月6日、ドイツで連立政権が崩壊した。トランプ次期大統領が提案している関税や減税などの措置に加え、北大西洋条約機構(NATO)に懐疑的な姿勢などが欧州にダメージを与えるとの思惑からユーロ売りとなっていることもNY金相場にとっては売り要因だ。
ドイツ連立政権は、2025年度予算案を巡り経済対策か財政規律かで議論が折り合わず、連立与党の一部が離脱する事態に発展した。景気不安が政局に飛び火した形で、25年9月に予定する総選挙は3月に前倒しされる見通しだ。
6月安値~10月高値までの上昇に対する61.8%押し(2522.5ドル)水準は、価格帯別出来高の厚い下値支持だ。200日移動平均線~同水準への押し目形成時に、出来高を伴って長い下ヒゲや長大陽線などで引けると、買いのタイミングとなる可能性もありそうだ。
日柄からは、金相場が安値の節目を付けやすい満月が11月16日に控えている。メリマンの重要変化日は、11月15~18日。
一目均衡表(基本数値・対等数値)から、変化の起こりやすいのは、11月19日・20日、12月4日・12日・16日などだ。
トランプ氏の米大統領への返り咲きが確実になった11月6日、ドイツで連立政権が崩壊した。トランプ次期大統領が提案している関税や減税などの措置に加え、北大西洋条約機構(NATO)に懐疑的な姿勢などが欧州にダメージを与えるとの思惑からユーロ売りとなっていることもNY金相場にとっては売り要因だ。
ドイツ連立政権は、2025年度予算案を巡り経済対策か財政規律かで議論が折り合わず、連立与党の一部が離脱する事態に発展した。景気不安が政局に飛び火した形で、25年9月に予定する総選挙は3月に前倒しされる見通しだ。