原油反発。米主要株価指数の反発などで。107.05ドル/バレル近辺で推移。
金反発。ウクライナ情勢の悪化懸念などで。1,985.90ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。22年09月限は13,485元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。22年06月限は701.0元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで980.95ドル(前日比0.9ドル縮小)、円建てで4,048円(前日比47円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(4月18日 14時05分頃 6番限)
金 8,067円/g
白金 4,019円/g
ゴム 264.7円/kg
とうもろこし 56,790円/t
LNG 4,150.0円/mmBtu(22年6月限 7日午前8時59分時点)
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「情勢緊迫が長期化すれば原油高も長期化か?」
前回は、「情勢緊迫が長期化すれば原油高も長期化か?」として、緊迫化した情勢が長期化した場合に、原油相場の高止まりが長期化する可能性について、書きました。
今回は、「急騰する「円建て金」、やや上昇「ドル建て金」」として、足元、大幅上昇する円建て金(ゴールド)の価格推移について書きます。
4月15日。大阪の金先物(標準)は、終値ベースで8,000円台に達しました(8,055円/グラム)。1982年3月23日の取引開始以来、はじめてです。
報道では、ウクライナ情勢の悪化を受けた「有事」のムードにより、資金を逃避させる動きが強まったことが主な原因とされています。金(ゴールド)は、強い不安が広がった時、資金の逃避先と目されやすい傾向があります。
以下は8,000円台という歴史的な節目に達した大阪の金先物と、世界の金(ゴールド)価格の指標の一つであるドル建てのスポット(現物)価格の推移です。
同じ金(ゴールド)でも、「どの通貨か」で、騰落率が異なることがわかります。ウクライナ侵攻当日(2月24日)と4月15日を比べると、大阪金先物は1.13倍(7,120円→8,055円)ですが、ドル建ての金スポット価格は1.04倍です(1,903.89ドル→1,978.24ドル)。この間、実におよそ10%、パフォーマンスに差が生じたわけです。
次回以降、価格推移における、円建てとドル建ての関係について、書きます。
図:大阪金先物(標準)と金スポットの価格推移 (2022年1月4日を100)
出所:マーケットスピードⅡおよびブルームバーグのデータをもとに筆者作成
金反発。ウクライナ情勢の悪化懸念などで。1,985.90ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。22年09月限は13,485元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。22年06月限は701.0元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで980.95ドル(前日比0.9ドル縮小)、円建てで4,048円(前日比47円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(4月18日 14時05分頃 6番限)
金 8,067円/g
白金 4,019円/g
ゴム 264.7円/kg
とうもろこし 56,790円/t
LNG 4,150.0円/mmBtu(22年6月限 7日午前8時59分時点)
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「情勢緊迫が長期化すれば原油高も長期化か?」
前回は、「情勢緊迫が長期化すれば原油高も長期化か?」として、緊迫化した情勢が長期化した場合に、原油相場の高止まりが長期化する可能性について、書きました。
今回は、「急騰する「円建て金」、やや上昇「ドル建て金」」として、足元、大幅上昇する円建て金(ゴールド)の価格推移について書きます。
4月15日。大阪の金先物(標準)は、終値ベースで8,000円台に達しました(8,055円/グラム)。1982年3月23日の取引開始以来、はじめてです。
報道では、ウクライナ情勢の悪化を受けた「有事」のムードにより、資金を逃避させる動きが強まったことが主な原因とされています。金(ゴールド)は、強い不安が広がった時、資金の逃避先と目されやすい傾向があります。
以下は8,000円台という歴史的な節目に達した大阪の金先物と、世界の金(ゴールド)価格の指標の一つであるドル建てのスポット(現物)価格の推移です。
同じ金(ゴールド)でも、「どの通貨か」で、騰落率が異なることがわかります。ウクライナ侵攻当日(2月24日)と4月15日を比べると、大阪金先物は1.13倍(7,120円→8,055円)ですが、ドル建ての金スポット価格は1.04倍です(1,903.89ドル→1,978.24ドル)。この間、実におよそ10%、パフォーマンスに差が生じたわけです。
次回以降、価格推移における、円建てとドル建ての関係について、書きます。
図:大阪金先物(標準)と金スポットの価格推移 (2022年1月4日を100)
出所:マーケットスピードⅡおよびブルームバーグのデータをもとに筆者作成