原油反発。主要株価指数の反発などで。104.33ドル/バレル近辺で推移。
金反落。米10年債利回りの反発などで。1,826.90ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。22年09月限は12,765元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。22年08月限は675.2元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで914ドル(前日比11.9ドル縮小)、円建てで3,943円(前日比38円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(6月24日 12時19分頃 6番限)
金 7,877円/g
白金 3,934円/g
ゴム 254.0円/kg
とうもろこし 51,390円/t
LNG 4,150.0円/mmBtu(22年6月限 4月7日午前8時59分時点)
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「金(ゴールド)投資、上級」
前回は、「金(ゴールド)投資、初級・中級」として、投資リテラシーが初級と中級の方になじむと考えられる、金(ゴールド)投資の商品を述べました。
今回は、「金(ゴールド)投資、上級」として、投資リテラシーが上級の方になじむと考えられる、金(ゴールド)投資の商品を述べます。
上級は「商品先物」と「CFD(差金決済取引)」です。金(ゴールド)相場は、売買が盛り上がりやすい時間帯である米国時間帯の経済指標発表時に、短時間のうちに急騰(急落)する場合があります。以下のとおり、6月10日には2時間半で2.5%もの上昇を演じました。
足元、米国の金融政策の方向性を占う経済指標(雇用や物価関連など)が発表される時間帯に、ドルや米国株などと同様、金(ゴールド)も変動率が高くなることがあります。「商品先物」と「CFD」は、こうした変動率が高くなることがある時間帯での短期的な売買に用いられるケースがあります。
レバレッジ(てこの原理)が効いている(投下した資金以上の損金が発生する場合がある一方、思惑通りに相場が推移すれば利益が大きくなる)ことや、一定以上の含み損が出た時、追加で入金をしなければならなくなる場合があることなどが、これらの取引が短期売買になじむとされる理由と言えます。
また、「商品先物」と「CFD」は、値下がりで利益が発生(値上がりで損が発生)する「売り」からも取引を始めることができるため、経済指標の発表をきっかけに、価格が急落し始めた場合に、その急落を利用して利益を狙うことも可能です。
以前の「[Vol.1255] 金(ゴールド)は魔性の存在!?」で述べたとおり、金(ゴールド)には、魔性の性質があります。それゆえ、暗い材料だけでなく明るい材料がある時でも、価格は上昇し得ます(2009年と2020年の米国の大規模な金融緩和時は、好景気期待による株高と金(ゴールド)高が同時に起きた)。
また、できるだけ「不安」の力を借りずに分析をする試みは、以前の「[Vol.1256] 時代:脱「なにかあったらどうするんだ症候群」」で述べた、「求められる人物像」に近づくことに似ています。金(ゴールド)市場の環境が複雑化したという「変化に気づき」、「不安」だけで安易に分析しようとしない「強じんな心を養う」ことに結び付くためです。
「変化に順応でき、強じんな心と高いコミュニケーション力を有する人」という、現在の「求められる人物像」に近づくことができた人は、大衆投資家がたどり着くことができない「花の山(望んだとおりの利益を獲得できる世界)」に行きつくことができると、考えます。
「人の行く裏に道あり花の山」は、相場格言の一つです。「過去の常識」に縛られがちな金(ゴールド)市場において、いち早く「現在の常識」を取り入れ、不安の力を借りず、材料の俯瞰と影響力の足し引きができた人が「花の山」にたどり着けると、筆者は考えています。
まずは明るく「不安抜き」で金(ゴールド)の話をしてみることから、始めてみましょう。
図:NY金先物(中心限月 5分足終値) 単位:ドル/トロイオンス
出所:ブルームバーグのデータより筆者作成
金反落。米10年債利回りの反発などで。1,826.90ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。22年09月限は12,765元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。22年08月限は675.2元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで914ドル(前日比11.9ドル縮小)、円建てで3,943円(前日比38円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(6月24日 12時19分頃 6番限)
金 7,877円/g
白金 3,934円/g
ゴム 254.0円/kg
とうもろこし 51,390円/t
LNG 4,150.0円/mmBtu(22年6月限 4月7日午前8時59分時点)
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「金(ゴールド)投資、上級」
前回は、「金(ゴールド)投資、初級・中級」として、投資リテラシーが初級と中級の方になじむと考えられる、金(ゴールド)投資の商品を述べました。
今回は、「金(ゴールド)投資、上級」として、投資リテラシーが上級の方になじむと考えられる、金(ゴールド)投資の商品を述べます。
上級は「商品先物」と「CFD(差金決済取引)」です。金(ゴールド)相場は、売買が盛り上がりやすい時間帯である米国時間帯の経済指標発表時に、短時間のうちに急騰(急落)する場合があります。以下のとおり、6月10日には2時間半で2.5%もの上昇を演じました。
足元、米国の金融政策の方向性を占う経済指標(雇用や物価関連など)が発表される時間帯に、ドルや米国株などと同様、金(ゴールド)も変動率が高くなることがあります。「商品先物」と「CFD」は、こうした変動率が高くなることがある時間帯での短期的な売買に用いられるケースがあります。
レバレッジ(てこの原理)が効いている(投下した資金以上の損金が発生する場合がある一方、思惑通りに相場が推移すれば利益が大きくなる)ことや、一定以上の含み損が出た時、追加で入金をしなければならなくなる場合があることなどが、これらの取引が短期売買になじむとされる理由と言えます。
また、「商品先物」と「CFD」は、値下がりで利益が発生(値上がりで損が発生)する「売り」からも取引を始めることができるため、経済指標の発表をきっかけに、価格が急落し始めた場合に、その急落を利用して利益を狙うことも可能です。
以前の「[Vol.1255] 金(ゴールド)は魔性の存在!?」で述べたとおり、金(ゴールド)には、魔性の性質があります。それゆえ、暗い材料だけでなく明るい材料がある時でも、価格は上昇し得ます(2009年と2020年の米国の大規模な金融緩和時は、好景気期待による株高と金(ゴールド)高が同時に起きた)。
また、できるだけ「不安」の力を借りずに分析をする試みは、以前の「[Vol.1256] 時代:脱「なにかあったらどうするんだ症候群」」で述べた、「求められる人物像」に近づくことに似ています。金(ゴールド)市場の環境が複雑化したという「変化に気づき」、「不安」だけで安易に分析しようとしない「強じんな心を養う」ことに結び付くためです。
「変化に順応でき、強じんな心と高いコミュニケーション力を有する人」という、現在の「求められる人物像」に近づくことができた人は、大衆投資家がたどり着くことができない「花の山(望んだとおりの利益を獲得できる世界)」に行きつくことができると、考えます。
「人の行く裏に道あり花の山」は、相場格言の一つです。「過去の常識」に縛られがちな金(ゴールド)市場において、いち早く「現在の常識」を取り入れ、不安の力を借りず、材料の俯瞰と影響力の足し引きができた人が「花の山」にたどり着けると、筆者は考えています。
まずは明るく「不安抜き」で金(ゴールド)の話をしてみることから、始めてみましょう。
図:NY金先物(中心限月 5分足終値) 単位:ドル/トロイオンス
出所:ブルームバーグのデータより筆者作成