原油反落。世界景気の減速懸念などで。89.63ドル/バレル近辺で推移。
金反発。ドル指数の反落などで。1,808.75ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。23年01月限は13,220元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。22年09月限は671.3元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで868.1ドル(前日比1.3ドル拡大)、円建てで3,790円(前日比24円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(8月9日 17時22分頃 6番限)
金 7,737円/g
白金 3,947円/g
ゴム 233.3円/kg
とうもろこし 47,650円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 8月5日午前10時35分時点)
●NY原油先物(期近) 日足 単位:ドル/バレル
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「原油市場の材料のバランスを確認」
前回は、「原油相場は下落・石油株は上昇」として、原油相場と関連個別株の推移を確認しました。
今回は、「原油市場の材料のバランスを確認」として、足元の原油市場の環境を確認します。
以下の図は、足元の原油市場の環境です(筆者イメージ)。8月に入り、下落要因を強める複数の新たな材料が、発生しています(赤太文字)。
「東アジア情勢の悪化」は、米下院議長のナンシー・ペロシ氏が東アジア諸国を訪れたことで発生(最も物議をかもした台湾訪問は8月2日・3日)、また、「OPECプラス※が小幅な増産」を決めたのは8月3日でした(※OPEC(石油輸出国機構)と一部の非加盟国で構成する産油国の集団)。
そして、「週間ベースで米国の石油在庫が大幅に増加」したことが明らかになったのは8月3日、強い内容となった米雇用統計を受けて「ドル指数が反発色を強めた」のが8月5日でした。
いずれも8月に入って発生した下落要因を強める材料です。原油相場がウクライナ危機勃発前の水準を割ったのも、このタイミングです(7月31日は98ドル台で推移)。足元、原油市場では、上昇要因は存在するものの、下落要因が勝っているわけです。
図:足元の原油市場の環境(短中期 筆者イメージ)
出所:筆者作成
金反発。ドル指数の反落などで。1,808.75ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。23年01月限は13,220元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。22年09月限は671.3元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで868.1ドル(前日比1.3ドル拡大)、円建てで3,790円(前日比24円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(8月9日 17時22分頃 6番限)
金 7,737円/g
白金 3,947円/g
ゴム 233.3円/kg
とうもろこし 47,650円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 8月5日午前10時35分時点)
●NY原油先物(期近) 日足 単位:ドル/バレル
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「原油市場の材料のバランスを確認」
前回は、「原油相場は下落・石油株は上昇」として、原油相場と関連個別株の推移を確認しました。
今回は、「原油市場の材料のバランスを確認」として、足元の原油市場の環境を確認します。
以下の図は、足元の原油市場の環境です(筆者イメージ)。8月に入り、下落要因を強める複数の新たな材料が、発生しています(赤太文字)。
「東アジア情勢の悪化」は、米下院議長のナンシー・ペロシ氏が東アジア諸国を訪れたことで発生(最も物議をかもした台湾訪問は8月2日・3日)、また、「OPECプラス※が小幅な増産」を決めたのは8月3日でした(※OPEC(石油輸出国機構)と一部の非加盟国で構成する産油国の集団)。
そして、「週間ベースで米国の石油在庫が大幅に増加」したことが明らかになったのは8月3日、強い内容となった米雇用統計を受けて「ドル指数が反発色を強めた」のが8月5日でした。
いずれも8月に入って発生した下落要因を強める材料です。原油相場がウクライナ危機勃発前の水準を割ったのも、このタイミングです(7月31日は98ドル台で推移)。足元、原油市場では、上昇要因は存在するものの、下落要因が勝っているわけです。
図:足元の原油市場の環境(短中期 筆者イメージ)
出所:筆者作成