原油反発。米主要株価指数の反発などで。73.86ドル/バレル近辺で推移。
金反発。ドル指数の反落などで。2,532.95ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。25年01月限は16,350元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。24年10月限は545.3元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1579.85ドル(前日比16.85ドル拡大)、円建てで7,302円(前日比64円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(8月23日 19時13分時点 6番限)
金 11,762円/g
白金 4,460円/g
ゴム 351.5円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 2,020.0円/mmBtu(24年11月限 24年8月23日17時29分時点)
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「恐怖にあおられず方針とテーマを一致させる」
前回は、「中央銀行は金(ゴールド)の『本性』を認識」として、金(ゴールド)に関わる七つのテーマ(2024年8月時点)を確認しました。
今回は、「恐怖にあおられず方針とテーマを一致させる」として、NISAで投資できる金(ゴールド)関連商品分類を確認します。
金(ゴールド)の長期投資の際は、恐怖をあおる「有事ムード」と距離を置くことが重要です。注目すべきは、金(ゴールド)の「本性」に関わるテーマである「中央銀行」と「見えないジレンマ」がもたらす上昇圧力がどれだけ長続きするかです。
一方、短期売買であれば、有事ムード、代替資産、代替通貨に注目するべきでしょう。短期売買に中央銀行や見えないジレンマは必要ありません。つまり、金(ゴールド)への投資の際は、投資方針とテーマを一致させることが重要なのです。
恐怖にあおられたから、分かりやすいから、有名人が言っているから、みんながやっているから、過去にそうだったから、といった以前の「[Vol.1794] 市場関係者は『四つのゾーン』を意識したい」で述べた「快適ゾーン」「恐怖ゾーン」的な発想ではなく、ご自身が金(ゴールド)をどう使いたいか、という問いへの答えを明確にすることが重要です。そうすれば、おのずと取引手法とそれに対応する注目テーマが決まってくるはずです。
こうした問いを立ててその答えを考える作業もまた、「学習ゾーン」に入るために欠かせない過程です。金(ゴールド)の「魔性」の側面だけを見るのか、それとも視野を拡大させて「本性」の部分までをも把握するのかは、大きな違いです。
金(ゴールド)を正しい意味で長期投資の手段に据え置くためにも、われわれ市場関係者(情報の発信者・受け手)は考え方を変化させなければなりません。
金(ゴールド)は大変に面白い、壮大で奥深い投資対象です。それをみすみす「恐怖の媒介者」「恐怖の吹きだまり」とみなすことのないよう、留意しなければなりません。(もちろん、筆者も含めてです)
図:NISAで投資できる金(ゴールド)関連商品分類
出所:筆者作成
金反発。ドル指数の反落などで。2,532.95ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。25年01月限は16,350元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。24年10月限は545.3元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1579.85ドル(前日比16.85ドル拡大)、円建てで7,302円(前日比64円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(8月23日 19時13分時点 6番限)
金 11,762円/g
白金 4,460円/g
ゴム 351.5円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 2,020.0円/mmBtu(24年11月限 24年8月23日17時29分時点)
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「恐怖にあおられず方針とテーマを一致させる」
前回は、「中央銀行は金(ゴールド)の『本性』を認識」として、金(ゴールド)に関わる七つのテーマ(2024年8月時点)を確認しました。
今回は、「恐怖にあおられず方針とテーマを一致させる」として、NISAで投資できる金(ゴールド)関連商品分類を確認します。
金(ゴールド)の長期投資の際は、恐怖をあおる「有事ムード」と距離を置くことが重要です。注目すべきは、金(ゴールド)の「本性」に関わるテーマである「中央銀行」と「見えないジレンマ」がもたらす上昇圧力がどれだけ長続きするかです。
一方、短期売買であれば、有事ムード、代替資産、代替通貨に注目するべきでしょう。短期売買に中央銀行や見えないジレンマは必要ありません。つまり、金(ゴールド)への投資の際は、投資方針とテーマを一致させることが重要なのです。
恐怖にあおられたから、分かりやすいから、有名人が言っているから、みんながやっているから、過去にそうだったから、といった以前の「[Vol.1794] 市場関係者は『四つのゾーン』を意識したい」で述べた「快適ゾーン」「恐怖ゾーン」的な発想ではなく、ご自身が金(ゴールド)をどう使いたいか、という問いへの答えを明確にすることが重要です。そうすれば、おのずと取引手法とそれに対応する注目テーマが決まってくるはずです。
こうした問いを立ててその答えを考える作業もまた、「学習ゾーン」に入るために欠かせない過程です。金(ゴールド)の「魔性」の側面だけを見るのか、それとも視野を拡大させて「本性」の部分までをも把握するのかは、大きな違いです。
金(ゴールド)を正しい意味で長期投資の手段に据え置くためにも、われわれ市場関係者(情報の発信者・受け手)は考え方を変化させなければなりません。
金(ゴールド)は大変に面白い、壮大で奥深い投資対象です。それをみすみす「恐怖の媒介者」「恐怖の吹きだまり」とみなすことのないよう、留意しなければなりません。(もちろん、筆者も含めてです)
図:NISAで投資できる金(ゴールド)関連商品分類
出所:筆者作成