原油反発。米主要株価指数の反発などで。70.74ドル/バレル近辺で推移。
金反発。前日の大幅下落からの反発などで。2,910.70ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。25年05月限は17,820元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。25年04月限は557.7元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1893.9ドル(前日比12.40ドル拡大)、円建てで9,469円(前日比158円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(2月17日 大引け時点 6番限)
金 14,193円/g
白金 4,724円/g
ゴム 371.5円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 2,355円/mmBtu(25年4月限 2月13日17時22分時点)
●NY金先物 月足 単位:ドル/トロイオンス

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「金(ゴールド)相場、高値更新続く」
前回は、「トランプ氏もチョコレート高の一因か」として、食品における嗜好品の主要生産国と自由民主主義指数(2023年)を確認しました。
今回は、「金(ゴールド)相場、高値更新続く」として、金(ゴールド)の国際相場に関わる七つのテーマ(2025年2月時点)を確認します。
国内外の金(ゴールド)相場が、歴史的高値圏で推移しています。海外は1トロイオンスあたり3000ドル近辺。国内は1グラムあたり16,000円近辺です。海外の金(ゴールド)相場が5000ドルに達する可能性がある旨の報道も出ています。
金(ゴールド)相場の50年間を振り返ると、1970年代後半は「有事の金買い」だけで、1980年代から1990年代は「株と金の逆相関」だけで、ほぼ、値動きを説明することができました。
では、2010年ごろを起点とした長期視点の急騰劇は、どのように説明できるのでしょうか。筆者は、たった一つのテーマだけで、十数年間におよぶ長期の、そして価格が10倍前後に達する急騰劇は起き得ない、と考えています。年々、社会が複雑化していることを考えれば、なおさらです。
筆者が提唱する金(ゴールド)に関わる七つのテーマに基づけば、2010年ごろ以降の急騰劇は以下のように説明できます。この急騰劇は、短中期の上昇圧力「第一の矢」、中長期の上昇圧力「第二の矢」、超長期の上昇圧力「第三の矢」で支えられている、と表現できます。今回から数回にわけて、それぞれの矢の状況を確認し、今後の相場動向を展望します。
図:金(ゴールド)の国際相場に関わる七つのテーマ(2025年2月時点)

出所:筆者作成
金反発。前日の大幅下落からの反発などで。2,910.70ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。25年05月限は17,820元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。25年04月限は557.7元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1893.9ドル(前日比12.40ドル拡大)、円建てで9,469円(前日比158円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(2月17日 大引け時点 6番限)
金 14,193円/g
白金 4,724円/g
ゴム 371.5円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 2,355円/mmBtu(25年4月限 2月13日17時22分時点)
●NY金先物 月足 単位:ドル/トロイオンス
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出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「金(ゴールド)相場、高値更新続く」
前回は、「トランプ氏もチョコレート高の一因か」として、食品における嗜好品の主要生産国と自由民主主義指数(2023年)を確認しました。
今回は、「金(ゴールド)相場、高値更新続く」として、金(ゴールド)の国際相場に関わる七つのテーマ(2025年2月時点)を確認します。
国内外の金(ゴールド)相場が、歴史的高値圏で推移しています。海外は1トロイオンスあたり3000ドル近辺。国内は1グラムあたり16,000円近辺です。海外の金(ゴールド)相場が5000ドルに達する可能性がある旨の報道も出ています。
金(ゴールド)相場の50年間を振り返ると、1970年代後半は「有事の金買い」だけで、1980年代から1990年代は「株と金の逆相関」だけで、ほぼ、値動きを説明することができました。
では、2010年ごろを起点とした長期視点の急騰劇は、どのように説明できるのでしょうか。筆者は、たった一つのテーマだけで、十数年間におよぶ長期の、そして価格が10倍前後に達する急騰劇は起き得ない、と考えています。年々、社会が複雑化していることを考えれば、なおさらです。
筆者が提唱する金(ゴールド)に関わる七つのテーマに基づけば、2010年ごろ以降の急騰劇は以下のように説明できます。この急騰劇は、短中期の上昇圧力「第一の矢」、中長期の上昇圧力「第二の矢」、超長期の上昇圧力「第三の矢」で支えられている、と表現できます。今回から数回にわけて、それぞれの矢の状況を確認し、今後の相場動向を展望します。
図:金(ゴールド)の国際相場に関わる七つのテーマ(2025年2月時点)
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出所:筆者作成