原油反落。米主要株価指数の反落などで。62.75ドル/バレル近辺で推移。
金反落。米10年債利回りの反発などで。3,831.65ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。26年01月限は15,030元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。25年11月限は479.7元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2253.9ドル(前日比31.00ドル拡大)、円建てで11,276円(前日比115円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(9月30日 18時21分時点 6番限)
金 18,275円/g
白金 6,999円/g
ゴム 304.0円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY金先物 週足 単位:ドル/トロイオンス

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「国内店頭小売価格を分解する」
前回は、「『20,000円到達』でもバブルではない?」として、国内大手地金商の金(ゴールド)小売価格の推移を、確認しました。
今回は、「国内店頭小売価格を分解する」として、国内地金商の金(ゴールド)店頭小売価格の構成を、確認します。
2万円台に到達した「国内店頭小売価格」は、どのような過程を経て形成されているのでしょうか。以下の通り同価格は、本体価格に消費税を足した価格です。本体価格は、円建て換算価格に諸経費を足した価格です。
まずは、「2万円」は消費税を含んでいることに留意が必要です。消費税を含まない価格と比較する場合は、国内店頭小売価格から消費税分を除外する必要があります。例えば、大阪の金(ゴールド)先物価格は消費税を含んでいませんし、その価格を原資産としている投資信託や上場投資信託(ETF)は消費税抜きの価格を参照していることになります。
また、ここで述べている円建て換算価格は、世界の中心である「ドル建ての現物価格」の重さと通貨の単位を、国内店頭小売価格の単位にそれぞれ合わせた価格です。
ドル建ての現物価格の重さの単位はトロイオンス(約31.1035グラム)、通貨の単位は米ドルです。ドル建て現物価格を31.1035で除し、その時のドル/円相場を乗じることで、円建て換算価格を求めることができます。
国内店頭小売価格には、消費税が含まれていること、その価格の主な構成要素が世界の中心であるドル建て現物価格、そしてドル/円相場であることに、注意が必要です。
価格が急騰している様子から、日本国内の投資家による買いが殺到し、その買いが価格を押し上げていると感じる方もおられるかもしれませんが、実態としては、国内店頭小売価格は、ドル建て現物価格とドル/円の動向で、ほぼ説明できるのです。
図:国内地金商の金(ゴールド)店頭小売価格の構成

出所:各種資料より筆者作成
金反落。米10年債利回りの反発などで。3,831.65ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。26年01月限は15,030元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。25年11月限は479.7元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2253.9ドル(前日比31.00ドル拡大)、円建てで11,276円(前日比115円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(9月30日 18時21分時点 6番限)
金 18,275円/g
白金 6,999円/g
ゴム 304.0円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY金先物 週足 単位:ドル/トロイオンス

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「国内店頭小売価格を分解する」
前回は、「『20,000円到達』でもバブルではない?」として、国内大手地金商の金(ゴールド)小売価格の推移を、確認しました。
今回は、「国内店頭小売価格を分解する」として、国内地金商の金(ゴールド)店頭小売価格の構成を、確認します。
2万円台に到達した「国内店頭小売価格」は、どのような過程を経て形成されているのでしょうか。以下の通り同価格は、本体価格に消費税を足した価格です。本体価格は、円建て換算価格に諸経費を足した価格です。
まずは、「2万円」は消費税を含んでいることに留意が必要です。消費税を含まない価格と比較する場合は、国内店頭小売価格から消費税分を除外する必要があります。例えば、大阪の金(ゴールド)先物価格は消費税を含んでいませんし、その価格を原資産としている投資信託や上場投資信託(ETF)は消費税抜きの価格を参照していることになります。
また、ここで述べている円建て換算価格は、世界の中心である「ドル建ての現物価格」の重さと通貨の単位を、国内店頭小売価格の単位にそれぞれ合わせた価格です。
ドル建ての現物価格の重さの単位はトロイオンス(約31.1035グラム)、通貨の単位は米ドルです。ドル建て現物価格を31.1035で除し、その時のドル/円相場を乗じることで、円建て換算価格を求めることができます。
国内店頭小売価格には、消費税が含まれていること、その価格の主な構成要素が世界の中心であるドル建て現物価格、そしてドル/円相場であることに、注意が必要です。
価格が急騰している様子から、日本国内の投資家による買いが殺到し、その買いが価格を押し上げていると感じる方もおられるかもしれませんが、実態としては、国内店頭小売価格は、ドル建て現物価格とドル/円の動向で、ほぼ説明できるのです。
図:国内地金商の金(ゴールド)店頭小売価格の構成

出所:各種資料より筆者作成