金相場は、FOMC議事要旨やFRB高官発言に加え、米SECによる予想外の暗号資産イーサリアム現物の上場投資信託(ETF)上場申請書承認で、短期的には金から暗号資産への資金シフトも予想されたことから調整入りとなっているが、米国で1月にビットコインの現物に連動するETFが承認された時にも、一時的に金からビットコインETFへの資金シフトで金は下落したが、ビットコイン価格が金1㎏価格を超えたところで、ビットコインは利食い反落・金は押し目を買い直され、史上最高値を更新した。今回も同じような流れとなるだろう。
米国の覇権・ドル基軸通貨の揺らぎと言う大きなテーマが強材料視される中、季節的な安値が出やすい6月は、中長期的な買いを仕込む良い時間帯かもしれない。
94年以降のデーターでは、「6月末に買い、12月末に売る」累積パフォーマンスの優位性が確認できる。
NY株式市場と同様、内外の金市場も「6月は弱気傾向」が確認できるものの、NY金は7月の切り返しは大きく、円建て金は7-9月にかけて、しっかりとした堅調推移を取っている。
短期売買で小幅な下げを狙うよりも、チャート上の底打ち確認後に買いを入れた方が、狙える利幅は大きくなると考える。中東の地政学リスク、南ア総選挙後の混迷など、強気要因は多い。
![金下期累積パフォーマンス 金下期累積パフォーマンス](https://s3.fu.minkabu.jp/pictures/3265/original_2024-6-3_-3.jpg)
米国の覇権・ドル基軸通貨の揺らぎと言う大きなテーマが強材料視される中、季節的な安値が出やすい6月は、中長期的な買いを仕込む良い時間帯かもしれない。
94年以降のデーターでは、「6月末に買い、12月末に売る」累積パフォーマンスの優位性が確認できる。
NY株式市場と同様、内外の金市場も「6月は弱気傾向」が確認できるものの、NY金は7月の切り返しは大きく、円建て金は7-9月にかけて、しっかりとした堅調推移を取っている。
短期売買で小幅な下げを狙うよりも、チャート上の底打ち確認後に買いを入れた方が、狙える利幅は大きくなると考える。中東の地政学リスク、南ア総選挙後の混迷など、強気要因は多い。
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