相関係数は商品間の価格の連動性を表す指標となり、1から-1の範囲で表されます。相関係数が1に近いほど、一方の商品の上昇(下落)と、他方の商品の上昇(下落)が比例する傾向が強く、相関係数が0に近い場合には、双方の騰落率の動きには関連性が無いと考えられます。相関係数が-1に近い場合は、一方の上昇(下落)が大きくなると他方が下落(上昇)するなど、反比例する傾向が強いと考えられます。分散投資の効果を享受するための一つの方法として、相関係数がプラスに大きい銘柄の組み合わせを避け、0付近からマイナスの相関関係となる組み合わせを選択することがあります。
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