移動平均法(いどうへいきんほう)

移動平均法とは、たとえば5日と25日というように日数の異なる移動平均線を2本引いて、その交差や乖離状態を観察して相場の方向性を予測する手法です。このうち日数の少ない移動平均線をファスト曲線と呼び、日数の多い移動平均線をスロー曲線と呼んでいます。そして、ファスト曲線がスロー曲線を下から上にクロスしたときを「ゴールデンクロス」といって、買いのシグナル、逆にファスト曲線がスロー曲線を上から下にクロスしたときを「デッドクロス」といって、売りのシグナルを出していると見ます。