通貨先物(つうかさきもの)

通貨先物は、ある通貨と別の通貨との売買価格である外国為替相場を原資産とする先物を意味します。具体的には、特定の通貨を、あらかじめ定めておいた外国為替相場にとって、将来の一定の日に、別の通貨と交換(売買)する取引です。なお、通貨先物取引はあくまで取引所で競争売買により行われますが、これがOTC(店頭)取引で行われる場合には、フォーわーふぉ(先渡し)と呼ばれます。
1972年、シカゴマーカンタイル取引所で、通貨先物が上場され、取引が開始されました。当時の上場商品んは、英ポンド、加ドル、独マルク、伊リラ、日本円、スイスフラン、メキシコペソの7通貨と米ドルとの間の為替相場です。しかし、その後、通貨の数は漸増していっています。