限月(げんげつ)

先物取引の満期が到来する月を「限月」(げんげつ)といいます。先物取引では、通常、限月の異なる先物が複数、同時に上場されています。そして、直近の限月が満期になれば、その限月は上場廃止となり、それに代わって新たな限月が上場されます。例えば現在20X1年12月として、20X2年3月、6月、9月、12月の4限月が上場されているとします。そして、時間が経過して20X2年3月になると、20X2年3月限(3月ぎり)が満期となって上場廃止となり、その代わりに20X3年3月限が新たに上場され、20X2年6月、9月、12月と20X3年3月の4限月となるといった具合に、常に一定数の限月が上場されることになります。