金融デリバティブ(きんゆうでりばてぃぶ)

1944年に構築されたブレトン・ウッズ体制は固定相場制を軸とするものでしたが、1971年のニクソンショックを契機として、各国は1973年に変動相場制(フロート制)に移行しました。変動相場制となった外国為替相場を原資産とする通貨先物が誕生し、これを皮切りとして、その後、財務省証券(国債)先物、金利先物、株価指数先物が登場しました。こうしたさまざまな金融商品を原資産とするデリバティブを一括して「金融デリバティブ」と呼んでいます。