株価指数(かぶかしすう)

数多くの種類に上る株価指数をその算出方法で分類すると、株価加重平均方式と時価総額加重平均方式の2つがあります。このうち「株価加重平均方式」は、株価指数を構成する各銘柄の株価でウエイト付けする方式す。これを言い換えれば、株価指数を構成する各銘柄を1株ずつ保有した場合の平均株価を指数とするもので、したがって株価加重平均方式は「単純株価平均方式」とも呼ばれています。この方式の代表的な株価指数には、ダウジョーンズ工業株平均指数や日経平均株価指数があります。
一方、「時価総額加重平均方式」は、株価指数の構成銘柄の株式の時価総額でウエイト付けする方式です。この方式は、各銘柄をその時価総額(株価×株式数)に比例する形で保有した場合の平均株価を指数化したものです。この方式の代表的な株価指数には、S&P500指数、FT100、CAC40、DAX、ユーロトップや、日本のTOPIX、日経株価指数300があります。